柄本佑主演『メモリィズ』家族の記憶を紡ぐ物語、本予告&ポスター解禁
【動画】映画『メモリィズ』本予告
物語は、主人公・雄太(柄本)が、足を骨折した義父の世話をするため九州の田舎町を訪れるところから始まる。義父・誠(イッセー尾形)が営む写真館を手伝いながら、外国人旅行者向けツアーガイドの仕事をしながら東京で娘と生活を続けるゆき(穂志もえか)とスマートフォンで日常を共有していく。大きな事件は何も起こらないが、日々の些細な出来事と、その記録と記憶の連なりに、家族の人生という長い時間の存在が、静かに、鮮やかに浮かび上がってくる。
あわせて公開されたポスターには、本作の象徴的な場面である山焼きを背景に撮影された家族写真が使用されている。実際に誠が手に握るワイヤレスシャッターで捉えられた写真であり、ふとした瞬間に記録されたキャストの佇まいにも注目だ。
人はなぜ、日々スマートフォンで写真や映像を撮り続けるのか。思い出を残したいからなのか。たとえそこに写った瞬間を思い出せるのが、自分だけだとしても――。
人はなぜ映画を観るのか。映し出されるのは、自分ではない誰かの、現実ではない物語。それでも多くの人が同じ作品を観ることで、ひとつの“記憶”を共有することができる。そこに流れる時間を共に体験することで、人は自分が大きな時間の一部であると感じるのかもしれない。そんな、映画の力にも触れる一作となりそうだ。