“逆輸入ボクサー”秋次克真「米国で8年やってきたことを見せたい」日本初陣で妻の支えに応える
◇Prime Video Boxing 15 バンタム級ノンタイトル戦 IBF5位・秋次克真《10回戦》ホセ・カルデロン(2026年4月11日 両国国技館)
天心―エストラダ戦の前座に出場する、IBF世界バンタム級5位の“逆輸入ボクサー”秋次克真が4日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。日本初参戦に向け、力強いミット打ちなどを披露し「気持ちで戦うボクサーやぞ、と。米国で8年やってきたことを見せたい」と意気込んだ。
名門の興国高を中退し「アメリカンドリーム」をつかむため、19歳で単身渡米した異色の経歴の持ち主。それでも物価高の米国での生活に苦しみ「ここまできついとは正直思わなかった。何回もやめたかった」と明かす。
そんな苦境の中、23年6月にマッチングアプリで知り合った6歳年上の妻アシュリーさん(34)と結婚。悩んでいた時期には前向きな言葉をかけてくれ、減量末期にも温かく寄り添ってくれるという。「昔だったら自分勝手にできたが、今はできない。これを機にチャンスをつかみたい」。練習後には夫人から頬にキスされるなど、ラブラブぶりをアピール。愛する妻のためにも米国経由のジャパニーズドリームをかなえたい。
世界初挑戦に向けても内容が問われる一戦。「こんなに大きい舞台を用意していただいた。勝つだけではなく印象に残る勝利をしたい」と話し「KOも狙いたい。打ち合い?向こうがやりたいなら」とニヤリと笑い、日本初陣での快勝を見据えた。
◇秋次 克真(あきつぎ・かつま)1997年(平9)12月8日生まれ、和歌山市出身の28歳。7歳でボクシングを始めた。大阪・興国高ボクシング部に籍を置いていたが中退し、17歳のときに視察のために渡米。一時帰国し資金をためてから19歳で再び米国に渡り、本格的に拠点を移す。18年12月のデビューから全14戦を同地のリングで戦った。身長1メートル68の左ボクサーファイター。
