菅楓華(C)共同通信社

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【ヤマハマレディースオープン葛城】
 (静岡・葛城GC山名C=6510ヤード・パー72)2日目

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 今季はこの「対決」が何度も見られそうだ。

 前日はピンが折れそうなほどの強風が吹き荒れたが、2日目は風がやや弱くなりスコアが伸びた。

 首位に立ったのは、通算5アンダーの菅楓華(20)、イーブンパー13位から浮上した。

 この日の見せ場は14番(パー4)から。第1打はフェアウエー左サイドに大きくせり出した木の後ろへ。ピン位置は手前8ヤード左9ヤード。第2打は「得意の9番アイアン」で木の枝の上を狙い、グリーンに落ちたボールはそのままカップに吸い込まれた。

 このイーグルで5アンダー。ここで首位に立つも、16番パー4は第2打をグリーン左に外し、アプローチをミス。4オン2パットのダブルボギーでイーグルを帳消しにした。

 だが、ここからが並の選手とは違う。17番パー3はグリーン手前からチップインバーディーを奪い、18番パー5も下り2mのバーディーパットを決めて5アンダーに戻し、単独首位で3日目に進む。

 プロ2年目の昨季は、史上初となる開幕から3試合連続最終日で回り、一気に注目された。9月のミヤギテレビ杯で初優勝を遂げ、獲得賞金は約1億604万円(6位)、ポイントランキング4位と堂々たる成績を残した。

 今季は、台湾名物の強風と長い距離(6720ヤード・パー72)に硬いグリーンが選手を苦しめた開幕2戦目で早々とプロ2勝目を挙げた。ここまでの4試合は6位、1位、2位、3位。自身初となる年間女王へ向けて最高のスタートを切った。

 ツアー関係者が言う。

「今年は複数回勝って、年間女王を視野に入れている。今のゴルフを続ければ2勝目は近いでしょう。その菅を1打差で追うのが、昨年の女王で今季開幕戦を制した佐久間朱莉(23)です。本人が言うように、この日はもったいないボギーが2つあったが、このコースは左に曲げたらトラブルになるホールが多く、距離が出るフェードヒッターが有利。3日目は雨予報ですから、佐久間が首位を奪い返すかもしれません。優勝の行方はわかりませんが、今季はこの2人の対決が何度も見られることだけは間違いないでしょう」

 佐久間vs菅が今季の看板になりそうだ。

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 国内女子ツアーと言えば、渋野日向子が来週末の一戦(4月10〜12日)に主催者推薦で出場する。「米ツアーで勝てないのなら、せめて国内で……」と願うファンは少なくない。が、今回も期待外れに終わりそうだ。いったいなぜか。渋野の過去の「残念なデータ」とは。

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