『ばけばけ』スピンオフ 『オサワ、スイーツチョン。』写真提供=NHK

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 現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のスピンオフドラマが、3月30日から4夜連続でNHK総合にて放送されることが決定した。

参考:濱正悟、円井わんとの“夫婦”2ショット 「『あさイチ』嬉し楽しすぎました!」

 本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルにした物語。外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、『怪談』を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名もなき人々の心の物語に光を当てて代弁者として語り継いだ夫婦の姿を描く。

 スピンオフドラマの主人公は、トキ(髙石あかり)の友人のサワ(円井わん)と、花田旅館の女中・ウメ(野内まる)。本編では描かれなかった、トキとヘブン(トミー・バストウ)を取り巻く人々の知られざる物語が紡がれる。また、新たな出演者として葉山奨之と山谷花純が出演。さらにスピンオフとあわせて、髙石やバストウらのスペシャルインタビューも放送される。

 「オサワ、スイーッチョン。」(3月30日、31日放送)は、トキとヘブンが熊本に行ったその後のサワと庄田(濱正悟)の物語。ついに正規の教員となって長屋を出ることになったサワだったが、子どもたちへの接し方に悩んでいた。そんなサワに声をかけたのは庄田。二人の間には微妙な空気が流れ、「これで本当に結婚するの?」と二人の関係を見かねた錦織(吉沢亮)や土江(重岡漠)、門脇(吉田庸)も動き出して事態は思わぬ展開に。

 「オウメサン、オカミ、シマス。」(4月1日、2日放送)は、松江新報で『ヘブンさん日録』が大盛り上がりしていた頃の物語。いつも通りの日常を送っていた花田旅館のウメだったが、女将のツル(池谷のぶえ)がギックリ腰になり、主人の平太も外出中で、一日女将を任されることに。そんな日に限ってトキとヘブンの密着取材に梶谷(岩崎う大)が現れ、怪しげな夫婦・誠(葉山奨之)と紬(山谷花純)も来客する。

 脚本を担当した大池容子は、「ふじきみつ彦さんは『ばけばけ』脚本執筆にあたってのインタビューで『何も起きない物語を書いています』とおっしゃっていました。本編で描かれた『少し変わった、しかし何気ない日常』。その温かさを大事にしながら、今回のスピンオフではおサワさんとおウメさんの何気ない、しかし、もしかしたら彼女たちにとってほんのちょっと特別だったかもしれない日のことを書きました。お楽しみいただければ幸いです」とコメントを寄せている。(文=リアルサウンド編集部)