手軽に楽しめるネットショッピングですが、服を買うときにはサイズ選びで悩むことも。しかし、そういったときこそ「AIに相談することで劇的に失敗が少なくなる」と、書籍『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』の著者の宮崎真理さんは言います。今回、ネットで服を購入するときに役立つAIの使い方を、詳しく教えてもらいました。

※ この記事は『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』(扶桑社刊)より一部を抜粋し、再編集しています。

【画像】自分に合う服のサイズがわかる「神プロンプト」

ネットで服を買うときの難関「サイズ問題」

季節の変わり目、ふと気づく。「あれ、着る服がない!」。あわててオンラインストアを開いて、ようやくお気に入りを見つけたと思ったら、最後に立ちはだかる大きな壁。それが「サイズ問題」。

サイズ表を見ても、「着丈62cm、肩幅38cm、バスト92cm」…数字が並んでいるだけで、実際に着たらどう見えるのか想像できない。レビューをのぞけば「思ったより小さめでした」「いや、大きかったです」って、真逆の意見が混在してて、ますます混乱。

しかも体型って人それぞれだから、「ぴったりでした!」って書いてる人が私と同じ体型とは限らない。商品ページとレビュー欄を行ったり来たりするうち、気づけば深夜。「丈はたりるかな」「でもSだとウエストがきついかも」という思考のループから抜け出せない。

試着できないって、こんなにストレスなんだ…。

ChatGPTに聞いてみた!

ユーザー:https://www.●●●●●.jp/fashion/●●●●(商品ページ)

私の体型は身長169cm、体重●●kgです。上半身は細めですが、下半身( とくに腰回り)が張っている「骨格ウェーブ」寄りです。SサイズとMサイズ、どちらを選ぶべきですか? サイズ表の数値だけでなく、ブランドや商品の特徴(生地の伸縮性やシルエット)も考慮して、アドバイスをください。

ChatGPT:画像(サイズ表)とあなたの体型(169cm/骨格ウェーブ)から推測します。
おすすめ:Mサイズ

理由1(丈感):身長169cmだと、Sサイズ(股下68cm)では座ったときに足首が出すぎてしまう可能性があります。M(股下72cm)が安心です。

理由2(ヒップ):骨格ウェーブの方は腰回りの張りがあるため、Sだとヒップラインが窮屈になる恐れがあります。ウエストが少しゆるいかもしれませんが、ベルトで調整できそうです。

●サイズ表が言語化され、イメージに近い服を選べる

ネット通販での失敗が怖いのは、画面ごしでは着用イメージが頭の中で描けないからです。

しかしAIが「このブランドは丈が長め」「その体型ならSだと余る」と言語化してくれることで、無機質な数字の羅列がリアルな着心地のイメージに変わります。未知のものが既知の感覚に近づくことで、漠然とした不安は納得感へと変化。「なんとなく」ではなく「これがいい」と確信を持って購入ボタンを押せるようになりました。

届いた箱をあけて袖をとおした瞬間、「ぴったり!」とうれしくなるあの感覚。返品のストレスもなくなり、自分に合うものを賢く選べる自信がつきました。

AIに依頼するときのポイント3つ

ここで、ポイントを3つ紹介します。

●POINT1:サイズ表は画像で送る

「着丈〇cm」といちいち入力する必要はありません。商品ページのサイズ表のスクリーンショットを撮って、画像をそのままAIに送るだけでOKです。

AIは画像内の細かい数字を読み取り、あなたの身長や体型データと照らし合わせて、「Mだと丈がたりないかも」といった具体的なサイズ感を計算してくれます。

●POINT2:骨格タイプも伝える

身長と体重だけでなく、「骨格ウェーブ」「肩幅が広い」「お尻が大きい」といった体型の特徴を伝えると精度が上がります。

単なる数字のマッチングだけでなく、「ウエストはSで入るけれど、ヒップはMじゃないとシルエットが崩れるかも」といった、体型に合わせた着心地のズレを指摘してくれます。

●POINT3:好みの着方を伝える

「ゆったり着たい」「ジャストサイズが好き」「冬は中に厚着する」など、具体的な着こなしの好みも伝えましょう。

同じ体型でも、求めるスタイル次第で選ぶべき正解のサイズが変わるからです。AIはあなたの好みを加味して、「それならワンサイズ上が安心です」と提案を微調整してくれます。

数値合わせではなく、「着用感」をシミュレーションする

従来のECサイトによくあるサイズ推奨機能は、あくまで統計的な数値マッチングをもとにしています。

しかし生成AIは、「座ったときに丈がどうなるか」「その骨格だとシルエットがどう崩れるか」といった、動的な着用感を論理的に予測して言葉にしてくれます。

単に「入るサイズ」ではなく「どう着られそうか」まで考えるヒントをもらえる点が、対話型AIの強みなのです。

子ども服のサイズで迷ったらAIが解決!

 

AIはこんなときにも便利です。

ユーザー:https://www.●●●●●.jp/fashion/●●●●(商品ページ)

この子ども服を買いたいです。息子は現在4歳、身長105cm、体重17kg、やせ型です。110cmと120cm、どちらを買うべきですか? 今年の秋冬に着せたいですが、あわよくば来年も着られるといいなと思っています。理由も教えてください。

ChatGPT:【結論】120cmをおすすめします。

理由:来年も着たい場合: 105cmのお子様に110cmは今「ジャスト」ですが、成長の早い時期なので来年はサイズアウトする可能性が高いです。

やせ型のお子様:120cmだと身幅が余るかもしれませんが、秋冬物なので中にトレーナーなどを着込めば調整可能です。袖はリブつきのようなので、多少長くても手首で止まります。

アドバイス:「今シーズンのカッコよさ(ぴったり感)」を最優先するなら110cmですが、「長く着る」なら袖をまくって120cmがかしこい選択です。

●AIの分析で試着なしでも安心して買い物できる

子ども服のサイズ選びは、親にとって悩みの種です。

「今ジャストを買うと来年には着られない」「でも大きすぎるとブカブカで動きにくい」。この終わりのない葛藤をAIに相談すると、子どもの成長予測や季節ごとの重ね着まで考慮してアドバイスをくれます。

「やせ型なら身幅が余るかもしれませんが、リブつきだから袖は止まります」といった、服の構造と体型の相性まで具体的に分析してくれるのです。

そのおかげで「やっぱり120cmでよさそうだ」と深く納得して決められます。試着できない通販の不安が、「かしこい選択ができた」という確かな自信へと変わります。