image: Scream to Unlock

「SNSが気になって集中できない、つい開いてしまってはまた閉じてを繰り返し…」このループ、もう飽き飽きしているのに、どうしても抜け出せない。

そんな自分に嫌気が差している人に、ちょっと変わったアプローチで「時間の無駄遣い」を戒めるChrome拡張機能が登場しました。

その名も「Scream to Unlock」

ブロックを解除するには大声で「I'm a loser(私は負け犬です)」と叫ばなければならない、という“体験型SNSブロッカー”です。

解除キーが「羞恥心」という仕掛け

これまでのSNSブロックツールといえば、「1時間は開けないようにする」といった時間制限型が主流でした。意志の力だけに頼るのではなく、物理的に遮断するアプローチですね。

でも「Scream to Unlock」はひと味違います。時間でブロックするのではなく、恥ずかしい体験をしないと解除できない仕掛け。

使い方はシンプルです。Chromeウェブストアから拡張機能をインストールし、ブロックしたいサイト(デフォルトではFacebook、Instagram、Xが設定済み)を選ぶだけ。

それらのサイトにアクセスしようとすると、画面に「I'm a loser」の文字と音量入力メーターが現れ、マイクがオンに。

さぁ、あとは声に出して「I'm a loser」と読み上げましょう! 発音と音量が一定の水準をクリアできれば閲覧OKになります。

ただし、小声でこそこそ言ってもダメ。声が大きいほど、解除できる時間が長くなります。音量はリアルタイムで変動するため、ちょっと大声を出したくらいでは無効。しっかりでっかく叫ぶ必要があります。

ということで実際に使ってみましたが、正直、かなりの声量が求められます。「ちょっと恥ずかしいな…」くらいのレベルでは全然クリアできません。何度か試みたんですが、飼ってる猫がびっくりして離れるくらいの一撃で何とか。

こんなのオフィスや図書館では絶対に使えないですし、家だとしても家族がいたら相当ヘンな空気になりそう。なんか部屋から急に「I'm a loser!!!!!!!」って聞こえてきたら、後で少しやさしくしてもらえるかもしれませんが…。

ちょっと頑張ったので「57秒見てよし」となりました…

少し不安定なのが残念

ただし、動作の安定性にはちょっと難あり。

MacBook Proの内蔵マイクでは比較的スムーズに認識されましたが、USB-Cの外付けマイクを使ったところ、音声そのものは拾っているのに「I'm a loser」という発音の判定がうまくいかず、特に「loser」の部分が何度やってもクリアできないケースがありました。

発音の精度や使用するマイクによって、かなり挙動が変わるようです。実用ツールとして導入するには、まだ動作が安定しきっていない印象。まぁ、そもそも実用的かって話はありますが。

「SNSに支配されている自分」に気づくツール

とはいえ、ツールのアイデア自体はユニークだと思うんです。「時間で縛る」のではなく「羞恥心で縛る」という発想は、これまでの集中ツールにはなかった切り口。

SNSを見たいという欲求と、人前で恥をかきたくないという本能をうまく組み合わせた仕掛け。しかも、フレーズ自体も他人に聞かれたくないものになっている、というのも解除のハードルになってますよね。

こんな恥ずかしさを乗り越えてもなお「SNSが見たい!」と思う…つまりは「SNSに支配されている自分」を可視化させるという点では、むしろそのマズさを認識させるツールといえるのかも…。

Source: Cool3c , Scream to Unlock

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