アルペンスキー女子滑降でヘリコプターが出動する事態となった【写真:ロイター】

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アルペンスキー女子滑降

 ミラノ・コルティナ五輪のアルペンスキー女子滑降が8日に行われ、大会直前に大怪我を負った41歳のリンゼイ・ボン(米国)が強行出場。序盤で激しく転倒し、途中棄権となった。自力で起き上がれず、ヘリコプターで搬送される事態に。チームは声明を発表した。

 2010年バンクーバー五輪の滑降を制したボン。9日前、1月30日のW杯で転倒し、左膝前十字靭帯断裂などの重傷を負った。それでも、ミラノ出場を諦めなかった。自身のインスタグラムにはトレーニングに励む動画を公開するなど懸命の調整を続け、夢舞台に立った。

 13番目に登場。十数秒滑ったところで激しく転倒し、立ち上がれず。ボンの慟哭が響いた。あまりにショッキングな出来事に、観衆も言葉を失った。救助作業で10分以上競技が中断し、ヘリコプターで搬送。観衆は祈りを込めた拍手でボンを見送った。

 ほどなく、米国のスキー・スノーボードチームは公式Xで声明を発表。「リンゼイ・ボンは滑降で転倒し、医療スタッフによる診察を受ける予定です」とした。五輪金メダリストの状態が心配される。

(THE ANSWER編集部)