視聴率は低調なのに「ラヴィット!」出演者はなぜ次々ブレイクするのか? 「好きなアナウンサーランキング」で上位独占
昨年12月に発表されたオリコンの「好きなアナウンサーランキング」が業界で話題になっている。ベスト10にランクインした“女性アナ”の4人、“男性アナ”の3人がTBSのアナウンサーとなり、男女ともにトップ2を独占したのだ。TBSに何が起こっているのか。
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TBSで高視聴率が話題になる番組は日曜劇場くらい……にもかかわらず、アナウンサーの評判がいい。
「好きな女性アナウンサーランキング」では、1位に田村真子アナ(29)、2位に江藤愛アナ(40)、7位に南後杏子アナ(24)、そして10位に宇賀神メグアナ(30)がランクインした。

一方「好きな男性アナウンサーランキング」では、1位に南波雅俊アナ(37)、2位に赤荻歩アナ(44)、そして8位に杉山真也アナ(42)がラインクイン。ちなみに、昨年トップだったフリーの羽鳥慎一アナ(54)は3位に落ちた。民放プロデューサーは言う。
「女性アナ1位の田村アナと7位の南後アナ、男性アナ1位の南波アナと2位の赤荻アナは『ラヴィット!』人気、それ以外に考えられません」
各局の情報番組がしのぎを削る朝8時台に「ラヴィット!」がスタートしたのは2021年3月のこと。お笑いコンビ・麒麟の川島明(46)をMCに起用し、朝っぱらから若手芸人やタレントがゲームなどに興じるバラエティ番組だ。この3月で5周年を迎える。
「もう5年になるんですね。前番組の『グッとラック!』は落語家の立川志らくをMCに起用した情報番組でしたが、視聴率低迷のため1年半しか持ちませんでした。『ラヴィット!』がここまで長続きするとは誰も思わなかったかもしれません」
当初は「グッとラック!」に“劣るとも勝らない”低視聴率が話題となった。
「それはいまも変わっていません。世帯視聴率は2%の中盤、個人視聴率も1%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で固定された感があり、NHKを含めた横並びでは5位が定位置となっています」
そんな番組に出演するアナウンサーが、なぜ高評価なのだろう。
「THE TIME,」にも波及?
「世帯視聴率は低くても『ラヴィット!』は若い視聴者を対象にしたコア視聴率が高い。若い人は面白かった企画などをSNSで拡散するので話題性も高くなる。無料配信のTVerでも視聴できるので、SNSで知って視聴する人も少なくない。そのため『ラヴィット!』に出演するアナウンサーの人気も高まったのだと思います」
女性アナトップの田村アナは番組スタート時から川島とコンビでMCを務めている。7位の南後アナは入社3年目。21世紀生まれの女性アナのランクインは初だという。
「田村アナは芸人たちを相手に場をまとめることができるし、番組の企画を楽しんでいる様子も好印象。昨年に続いて2年連続トップはTBS史上初の快挙となりました。南後アナがアナウンサーデビューしたのは『ラヴィット!』の前に放送されている報道・情報番組の『THE TIME,』で、総合司会の安住紳一郎アナ(52)の下で進行キャスターを続けています。と同時に『ラヴィット!』では中継リポーターや田村アナが休暇の時に代理MCも務めることも。そして2位の江藤アナ、10位の宇賀神アナは共に『THE TIME,』に出演しています」
「THE TIME,」の安住アナは番組の最後で、続く「ラヴィット!」の川島とクロストークを行うことがお決まりとなっている。
「そのつながりがあるからか、あるいは『好きなアナウンサーランキング』で殿堂入りしている安住アナの人気のせいか、低視聴率に悩まされている『THE TIME,』もコア視聴率は上がっているそうです。クロストークでは互いの番組にツッコミを入れたりしてますからね」
アナウンサーばかりでない「ラヴィット!」効果
男性アナトップの南波アナはNHKを経てTBSに移籍した変わり種。「ラヴィット!」でB'zの稲葉浩志のモノマネを披露したところ話題となり、23年に4位で初ランクインし、24年は2位、そして昨年はとうとう1位に上りつめた。
「南波アナは『ラヴィット!』のレギュラーではなく、“B'z軍団のメンバー”として常連の出演者です。2位の赤荻アナも不定期ながら『ラヴィット!』で実況を担当し、昨年の6位から2位に急上昇しました。一方、8位に入った杉山アナは『THE TIME,』で進行を担当しており、安住アナが不在の時は代行で総合司会を務めています」
杉山アナは「THE TIME,」で川島とのクロストークも行っている。昨年6月の放送では2人で酒を飲む約束までしていた。
「『ラヴィット!』を中心にTBSのアナウンサーが人気となっているわけです。その人気はアナウンサーにとどまらず、出演する芸人やタレントたちにも及んでいます。ギャル曽根(40)や矢田亜希子(47)は人気が再燃し、おいでやす小田(47)はじめSnow Manの佐久間大介(33)と宮舘涼太(32)は“ラヴィットファミリー”としてバラエティ界隈での人気を手にしています。さらに、オリコンが発表した昨年の『ブレイク芸人ランキング』で1位となったのも『ラヴィット!』にたびたび出演して人気となった青木マッチョ(30)でした」
「ラヴィット!」恐るべし……。
デイリー新潮編集部
