Appleの現上級副社長 ジョン・ターナス氏 Image: Apple

近く退任が噂されるAppleのティム・クックCEO。次のCEOは誰なのか世界が注目するなか、有力視されているのはジョン・ターナス氏。現在、Appleでハードウェアエンジニアリング担当上級副社長を務めています。

Bloombergの報道によれば、ターナス氏は、近々、ハードウェアエンジニアリング部門から手を広げ、ハードのデザイン関連も部門内に引き入れて担当する予定だといいます。この決定がくだったのは昨年末であり、これは次期CEO有力候補のサイン。ソフトもハードも統括していく新たな役回りで、次期CEOとして会社の方向性、そして世間の反応をうかがう作戦なのかもしれません。

ちなみに、ハードデザインでいえば、長くそのトップを務めてきたのは、伝説的デザイナーのジョナサン・アイヴ氏。2019年のアイヴ氏退職後はジェフ・ウィリアムス氏が就任しましたが、昨年彼も退任。クック氏を長く支えてきた相棒的存在ですが、クック氏と同年代なので次期CEOとして白羽の矢は立たず。

ターナスさんってどんな人?

ターナス氏は2001年Apple入社。2021年、クックCEOのもと、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長に就任。WWDCのステージプレゼンも担当しているので、顔を知るAppleファンも少なくありません。

クックCEO退任の噂とともに注目度があがり、年明けにはニューヨーク・タイムズ紙で特集が組まれるほど。特集では、ターナー氏のiPhoneの高位機種にカメラ機能を強化するレーザーを組み込むアイディアと、平均的消費者が興味を示さずともコアユーザーは高価でも欲しがるという彼の意見が評価されています。

ターナス氏がクック氏の後任として有力なのは、ジョブズ氏のような特定部門特化型ではなく、よりクック氏に近い運営ができそうだという見方から。タイムズ紙には「毎年iPhoneをリリースしてほしいなら、ターナス氏じゃないとだめ」という社内の人からのコメントも寄せられており、現状を見たうえでは、彼が現実的な後任者のようです。

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