[11.9 プレミアリーグ第11節 マンチェスター・C 3-0 リバプール]

 プレミアリーグは9日、第11節を行い、マンチェスター・シティがリバプールを3-0で破った。前半29分、エースFWアーリング・ハーランドがリーグ通算99点目となる先制点を挙げ、同45+3分にもセットプレーから追加点を奪うと、後半18分には試合を通じて圧倒的な存在感を見せていたFWジェレミー・ドクが今季初ゴール。鮮やかなゴールラッシュでジョゼップ・グアルディオラ監督の自身通算1000試合目を飾った。

 試合は立ち上がりからマンチェスター・Cが主導権を握り、なかでも左ウイングのFWジェレミー・ドクが再三のドリブル突破で存在感を発揮。前半7分、リバプール守備陣のギャップを突いたドクの斜めのパスはMFフィル・フォーデンに惜しくも収まらなかったが、すぐに再び違いを見せた。

 前半9分、ドクはDFコナー・ブラッドリーとMFライアン・フラーフェンベルフを相手に縦へと仕掛け、ボックス内まで切り裂いてDFイブラヒマ・コナテも抜き去ると、GKギオルギ・ママルダシュビリとの接触で倒れ込む。一度はプレーが流されたが、VARレビューの結果、マンチェスター・CにPKが与えられた。ところがハーランドがこのPKで右を狙うと、ママルダシュビリがスーパーセーブ。試合の均衡は保たれた。

 だが、マンチェスター・Cの勢いは止まらない。前半17分、またしてもドクが左サイドを持ち上がると、深い位置まで切れ込まずに横パスをゴール前に送り、FWラヤン・シェルキがシュート。ところがこれは惜しくも枠を外れ、またしても先制のチャンスを逃した。

 それでも前半29分、マンチェスター・Cのエースが名誉挽回を果たした。リバプールの全選手を相手陣内に閉じ込め、深く攻め込みながらゆったりと右にパスを展開すると、DFマテウス・ヌネスが右足でクロスボールを配球。これをリバプールDFイブラヒマ・コナテがかすかに触れたが、やや軌道が変わったボールにハーランドが反応し、ヘディングシュートをゴール右隅に流し込んだ。

 対するリバプールは前半38分、FWモハメド・サラーの右CKからDFフィルヒル・ファン・ダイクがヘディングシュートで突き刺し、ワンチャンスからスコアを動かしたかと思われた。だが、そこで副審はオフサイドの判定。シュートの軌道上にDFアンドリュー・ロバートソンが立っており、避けはしながらもGKのプレーに影響を与えていたとして、ゴールは認められなかった。

 すると前半アディショナルタイム3分、マンチェスター・Cがセットプレーでゴールを奪い直した。左からのショートCKを短くつなぎ、ゴール左斜め前からMFニコ・ゴンザレスがミドルシュートを狙うと、ファン・ダイクをかすめてゴールへ。軌道が変わったことでママルダシュビリも反応できず、2-0となった。

 そのまま試合は後半へ。先にチャンスを作ったのはリバプールだった。後半6分、右に開いたMFドミニク・ショボスライの横パスをフラーフェンベルフが縦にはたき、これにサラーが抜け出した。だが、そこはDFルベン・ディアスに懸命なスライディングで処理される。また同14分、ブラッドリーのクロスに途中出場FWコーディ・ガクポが飛び込んだが、枠を大きく外れた。

 すると後半18分、マンチェスター・Cがさらにリードを広げた。N・ゴンザレスのサイドチェンジが左に入り、DFニコ・オライリーが大外を取って味方の攻め上がりを待つと、パスを受けたドクが鋭いカットインから右足一閃。強烈なシュートをゴール右隅に突き刺した。ドクはこれが今季初ゴール。試合開始から圧巻の突破を何度も見せていた23歳が得点まで奪ってみせた。

 なんとか反撃を狙いたいリバプールは後半31分、サラーからのパスを受けたショボスライが強烈なミドルシュートを放つも、GKジャンルイジ・ドンナルンマのファインセーブに阻まれる。また同35分にはDFミロシュ・ケルケズのヘディングクリアがサラーに渡って抜け出すも、GKとの1対1から放ったシュートはわずかに左へ外れ、万事休すとなった。

 そのまま試合はタイムアップ。2007年にバルセロナBで監督キャリアをスタートし、08年から12年にバルセロナ、13年から16年にバイエルンを指揮した後、16年夏からマンチェスター・Cを率いるグアルディオラ監督が通算1000試合目を3-0の完勝で飾った。なお、通算成績は716勝156分128敗となっている。