今夏の移籍騒動について言及した中村。写真:福冨倖希

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 スタッド・ドゥ・ランスのMF中村敬斗は今夏、移籍騒動に揺れた。

 昨季に悪夢のようなシナリオでチームがリーグ・ドゥ(フランス2部)に降格したため、移籍を志願し、約2か月間に渡ってチームを離脱。だが、クラブに認められず、残留する結果となった。

 9月中旬にチームに復帰して以降はハイパフォーマンスを維持し、日本代表にも返り咲いた25歳は、7日の囲み取材でこの一件に言及した。

「移籍できなかったのは事実で、チームに残ってやるしかない。それを受け入れるしかないですし、そんな悲観的に『あぁマジか』という風にもならなかった」

「コンディションだったり、精神的なところは浮き沈みありました」と告白し、精神的に落ち込んだ時期があったと認めたものの、意外にも落胆する気持ちはすぐに払拭されたようだ。
 
「2か月間ぐらいチーム離れてたんで、久々にチームに戻って、ランスのみんなと練習した時はめっちゃ楽しく感じた。いま試合をしていても、毎試合楽しくやれてるんで、すごくなんかいいなという風に思います」

 サッカーができずに、苦しい思いをしたのだろう。だが、今季はS・ランスでプレーすると腹をくくった。

「残ることになって、いまは前向きに捉えてます」

 三笘薫が不在のなか、同じ左サイドで躍動してきたこのアタッカーがいい状態で戻ってきたのは、日本代表にとっても心強い。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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