西山智樹&前田大輔が語る『TAG SEARCH』への思い、年内デビューへの意気込み 初の囲み取材詳細レポ
西山智樹と前田大輔によるボーイズグループ結成プロジェクト『TAG SEARCH』。2人体制では最初で最後となるファンミーティング『TAG SEARCH - 0 to BRAND -』が2025年9月9日に東京・Kanadevia Hallで開催される。開催に先駆けて、同会場にて行われた西山と前田による囲み取材をレポートする。2人にとって初めての囲み取材は、終始あたたかな雰囲気に包まれた。
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「こんにちは!」と報道陣の前に登場した2人。キラキラの装飾があしらわれたタキシード姿で「西山智樹です!」「前田大輔です!」とハキハキと挨拶する。フォトセッションでは「肩組み」や「ぎゅっとしてください」などリクエストが続き、照れくさそうにしながらも次々とポージングを見せており、前田が笑顔でピースをすると「硬いよ、それは」と西山がツッコむなど2人の関係性が垣間見えた。
しかし、いざ囲み取材が始まると、初めての経験について聞かれた西山は「ガッチガチだね。平気なふりを頑張ってきて、ちょっと足がすくんでおります」と明かし、前田も「胃がキリキリしています」と苦笑い。「この後ファンミーティングですが」と問いかけられると「逆にここで1回(緊張しておく)!」と前田が前向きな発言をし、温かい笑いが起こった。
西山と前田は、2024年にNetflixで放送されたオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(以下、『タイプロ』)に出演し、2025年6月に2人揃ってホリプロ所属を発表した。プロジェクト名の由来について、前田は「洋服のタグに着目した。“TAG=個性”だなと思い、自分たちの色を持った、個性を集めたグループにしたいとこのプロジェクト名にしました」と説明。
ファンミーティングへの心境を聞かれると、西山は「僕たち2人で初っていうところが一個大きな不安でして……初めてファンの方にパフォーマンスをお見せできるのがすごく楽しみです。不安と楽しみが混在しているんですけど、本番は120%を出せるように頑張りたいです」と心境を明かした。前田も「3000人もの規模のお客さんが、しかも平日にわざわざ来てくださります。最高の思い出を作りたい。皆さんと一緒にいいスタートにしたいです」と意気込みを語った。
この日のファンミーティングは楽曲デビュー前。どういうパフォーマンスを準備しているのだろうか――。西山は「自分たちの楽曲はありませんが、パフォーマンスもトークも、今できることを盛りだくさんに用意しています」と説明。こだわったポイントとして「衣装さんやスタイリストさんとコミュニケーションを取りながら決めた」と話し、前田も「1時間15分にぎゅっと詰め込みました。しんみりとした曲もありつつ」と緩急のある構成であることを明かした。
2人だけのファンミーティングは最初で最後であることに触れると、2人は「そうです」と声を合わせて応え、西山は「この後デビューして活動する中で、今いるファンの方が思い返してくれるような大切なファンミーティングにできたらと思います」と特別な意味を込めた。
そして『TAG SEARCH』の大きな特徴は、従来のオーディションとは異なるアプローチだ。西山は「オーディションではなく自分たちが見つけるという方法を掲げています。自分たちから出会って口説くというか」と説明。実際にDMを送ると「本当に本人!?」と驚かれることも多いと笑いながら明かした。
求める人材については、前田が「リスペクトできる人を見つけたい」と語ると、西山は「近い距離でもリスペクトできる、親しき中でも礼儀ありだと思うんです。周りからも愛されるグループでありたい。スキルだけじゃない雰囲気も感じている。ライブに来てよかった、と思ってもらえるような人たちを」と理想を描く。
2人の好みは一致するのか問われると、前田が「基本一致します」と話し、西山も「深く話さなくても直感で感じます」と息の合った様子を見せた。
■菊池風磨、松島聡からの印象的な言葉、『タイプロ』元候補生たちへの思い
今後のスケジュールについて、西山は「確実に言えるのは年内にグループとしてデビューしたい」と明かし、「メンバーは6~7人を想定している」(前田)とのこと。もう9月という状況について西山は「かなり切羽詰まっています! でも、いい個性と出会えていると感じるので。年内に形にします!」と力強く宣言。
実は、今日のファンミーティングでのメンバーお披露目も視野に入れていたという。しかし、「もう少しじっくり考えたほうがいいかもしれないと思い、今日は2人でのファンミーティングとなりました」と慎重な判断をしたことを西山は説明。グループ名についても「絶賛考案中!楽しみにしていただければと思います」と期待を込めた。
今後のグループの展望について、西山は「3年以内にアリーナ、6年以内にドーム。カラオケでずっと歌い継がれる曲を生み出したい」と壮大な目標を掲げ、前田は「長く愛されるグループでありたいと思います」と理想を語った。
同じく『タイプロ』出身である本多大夢と浜川路己によるユニット・ROIROMをはじめ、元候補生たちをライバル視しているかとの質問に対しては、西山は「ライバル心はないです。自分の中でのライバルはずっと自分。候補生たちみんなと一緒に高め合っていけたらと思います」と語り、前田は「いつか共演したいですね。timeleszの皆さんとも。そうしたら幸せです」と笑顔を見せた。
オーディション中の特に印象に残っている言葉としては、西山は菊池風磨から「自分の内に対する感情っていうところを、ちゃんと外に伝えるっていうことがどの分野でも必要だし、特に芸能界っていうところがすごく重要」と言われたことを挙げ、前田は松島聡の「音楽は人の命を救う」という言葉を大切にしていると語った。
最後にファンに対して、西山は「今回が僕たち2人として最後のファンミーティングです。まず今日来てくださる方、精一杯頑張ります! ファンミーティングが終わってから今後もたくさん活躍できるように引き続き頑張っていきます」と決意を語った。前田も「いつも応援ありがとうございます。2人の時点で、応援してくださる方がこれほどいるってほんとすごいなって思います。僕たちについてきてほしいです」とファンへの感謝を込めて語り、取材会を終えた。
「ありがとうございました!」と何度も振り返りながら立ち去る2人。夢の一歩を踏み出した2人の輝きが感じられた。これまで応援してきたファンたちとの時間は、きっと素晴らしいものになるだろう。2人が描く“個性の輪”がどのような形になるのか、今後の展開に注目したい。
(文=かたおか由衣)
