2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高のオープンカー 10選 五感で味わう極上ドライブ
自然を満喫できる開放的な旅
デザイン、走り、乗り心地、コストパフォーマンスなど、さまざまな観点からAUTOCAR英国編集部が選ぶ最高のオープンカー(コンバーチブル/カブリオレ)を10台紹介する。
【画像】タイプの異なるオープンカー【マツダMX-5、ミニ・コンバーチブル、ベントレー・コンチネンタルGTCを詳しく見る】 全48枚
夏真っ盛りのこの季節、屋根を開けて田舎道を走ることほど楽しいドライブ体験はない。嬉しいことに、コンバーチブルやカブリオレの選択肢は今でもかなり豊富で、スポーツカー、コンパクトカー、グランドツアラー、ミドシップエンジン搭載のスーパーカーなど、その種類は多岐にわたる。

現在英国で販売されているものの中から、特に優れたオープンカーを10台厳選する。
この記事ではあらゆるタイプのオープンカーを取り上げているが、いずれも日常的に使用できることが共通の特徴だ。手頃な価格のものもあれば、かなり高価なものもあるが、どれも自然を満喫するのに最適なクルマだ。
オープンカーをまだ体験したことがない人は、ぜひ一度試してみてほしい。これらのクルマなら、その魅力を存分に味わえるだろう。平凡な旅を楽しいひとときに変えてくれるはずだ。
AUTOCAR英国編集部のイチオシは、手頃な価格で、運転も所有も本当に楽しいマツダMX-5(日本名:ロードスター)だ。その理由や他のモデルについても詳しく紹介する。
1. マツダMX-5
デザイン:10点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:イキイキとした走り バランスのとれた、魅力的なハンドリング 優れたパッケージング
短所:同クラスのホットハッチほどスピードは出ない ステアリングが軽すぎる キャビンの人間工学が不十分
最大の特徴:コストパフォーマンス
マツダMX-5が世界で最も売れているオープンカーであるのには、たくさんの理由がある。

1. マツダMX-5
「この小さなマツダ車が提供してくれるスリルに満ちた走りを考えると、居住性は驚くほど良い。乗り心地が硬く感じられることも稀だ」
――イリヤ・バプラート、ロードテスター(AUTOCAR英国編集部)
初代モデルがデビューしてから35年以上経った今でも、コンパクトな2シーター車として手頃な価格を維持しており、天気の良い日に(ルーフを開けて)気ままにドライブを楽しむことができる。
MX-5の魅力の大部分は、その伝統的なフロントエンジン・リアドライブ(FR)のレイアウトにあり、俊敏で、魅力にあふれたハンドリングを実現している。
さらに、1989年の初代とほぼ同じコンパクトなサイズを維持し、車両重量が約1000kgであることも素晴らしい。これほど軽快で、ぴったりのサイズ感を持つドライバーズカーはほとんどない。
また、英国仕様のエントリーモデルの1.5Lエンジンは最高出力132psだが、十分に力強い走りを堪能できる。よりパワフルな183psの2.0Lエンジンモデルには、硬めのサスペンション、強化ストラットブレース、リミテッドスリップディファレンシャルが搭載されている。
MX-5は、軽快で正確な操作性、優れた製造品質、そして低いランニングコストにより、他のマツダ車と同様、非常に乗りやすい1台に仕上がっている。それが、最高のオープンカーである理由だ。
2. ポルシェ718ボクスター
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:8点
長所:扱いやすい性能 素晴らしいハンドリング 驚くほど快適な乗り心地
短所:4気筒エンジンは魅力に欠ける 経済性はあまり高くない
最大の特徴:ハンドリング
この718ボクスターをポルシェの「隠れた名車」と呼ぶのはやや大袈裟かもしれないが、エントリーモデルとしての地位とスターの911の影に隠れて、正当な評価を受けているとは言えない。

2. ポルシェ718ボクスター
「ボクスターは、紛れもないスポーツの血統と高い快適性を兼ね備え、際限ない魅力がある」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者
道路状況が良く、太陽が明るく輝いているとき、これほど楽しいクルマはほとんどない。ボクスターの魅力は、ルーフを開けることでさらに高まる。ルーフの開閉は、ボタン1つで簡単にできる。
2016年に登場した4気筒モデルは、サウンドの魅力に欠けるものの、旧型の2.7Lおよび3.2Lのフラット6エンジンをも凌ぐ、ターボチャージャー付きエンジンのパワーには疑いの余地がない。
エンジンサウンドをフルに楽しみたいなら、4.0Lフラット6を搭載したGTSが適している。さらに予算に余裕があるなら、911 GT3のエンジンを搭載した、718スパイダーRSも検討に値する。
エンジンに関わらず、ボクスターの最大の美点は、完璧にバランスが取れたシャシーにある。一体感のあるハンドリングで、あっという間にドライバーを魅了してしまうだろう。さらに、重み付けの最適なステアリング、協力かつ繊細なグリップ、安定した姿勢制御、そしてパワフルなブレーキも魅力だ。
確かに安価ではないが、その驚異的なエンジニアリングと卓越した性能は、価格以上のものを感じさせる。
3. フェラーリ・ローマ・スパイダー
デザイン:10点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:9点
長所:スポーツカーとしても素晴らしい 高速走行時の空気の乱流がほとんどない 卓越したハンドリング
短所:フラットプレーンV8エンジンはやや魅力に欠ける ステアリングホイールのハプティックボタンは依然として使いづらい
最大の特徴:V8エンジン
ローマは、比較的手頃な価格のフェラーリという新たな試みを行ったモデルだが、ブランドのエッセンスは失われていない。

3. フェラーリ・ローマ・スパイダー
「実際、ローマはルーフを閉じた状態でも、開けた状態でも、洗練性はほとんど損なわれない」
――イリヤ・バプラート、ロードテスター
V8エンジンをフロントに搭載した2+2のローマは、時代を超越する美しさを醸し出している。ポルトフィーノと同じプラットフォームを採用し、オープントップのスパイダーと固定トップのクーペが用意されている。
ルーフの有無にかかわらず、そのハンドリングと外観は依然として最高レベルだ。比較的コンパクトで、魅力的な価格設定の、日常的に使用できるスポーティなグランドツアラー(GT)である。
ローマ・スパイダーはフェラーリに期待されるパフォーマンス、興奮、そしてダイナミックなハンドリングに加え、長距離走行向けに設計されたキャビンとキャラクターを併せ持つ。
3.9LのツインターボV8エンジンを搭載し、600ps以上のパワーと320km/hに達する最高速度を誇る。
快適で洗練されたインテリアは、使いやすさと最先端の車載システムを備え、とても印象的だ。とはいえ、ハプティック(触覚)機能付きのタッチパッドコントロールはお世辞にも理想的とは言い難いものであり、煩わしさを感じさせることもある。
4. マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー
デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:効率的なパッケージングと軽量設計 モーターがスムーズに連携し、妥協のない性能を発揮 ハンドリングは魅力に溢れ、重量の増加をほとんど感じさせない
短所:2025年モデルでは、乗り心地が若干硬くなった 一部の主要ライバルに比べ、絶対的な敏捷性とバランスに欠ける 実走行でのEV走行距離は27km程度と限られている
最大の特徴:オールラウンドな性能
マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダーは、この記事で紹介している他のモデルとはまったく異なる選択肢である。AUTOCAR英国編集部は、2025年を代表するベスト・ドライバーズ・カーと評価している。

4. マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー
「アルトゥーラは、現代のスーパーカーのパッケージングと軽量設計を、非常に野心的かつ巧みに実現した1台だ」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者
最高出力700psの3.0L V6ガソリンエンジンと95psの電気モーターを組み合わせた、プラグインハイブリッド車(PHEV)だ。7.4kWhのバッテリーにより、AUTOCAR英国編集部のテストでは約27kmのEV走行距離を実現した。
アルトゥーラ・スパイダーは0-100km/h加速3.0秒未満という圧倒的な加速性能を誇るが、ハイブリッド化による静かな始動音こそが最大の魅力と言えるだろう。ルーフを開けて交通渋滞を静かに走り抜ける感覚は、何度体験しても飽きることがない。
V6エンジンが目覚めると、贅沢なエンジンサウンドが響き渡る。そのパフォーマンスは電気モーターの支援により高められている。
快適で俊敏、そして特別な気分を味わえるアルトゥーラは、22万ポンド(約4370万円)を支払える人にとっては、素晴らしいコンバーチブルだ。
5. マセラティMC20チェロ
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:4点
長所:美しいデザイン 快適な乗り心地 スーパーカーとしては運転しやすい
短所:23万ポンド(約4580万円)を超える価格 他のイタリアのミドシップ車のような興奮がない
最大の特徴:グランドツーリング特性
ミドシップエンジン搭載のスポーツカーやスーパーカーは、オープントップ化の際にボディ剛性を大きく損なうのが常であった。そのため、長い間、ハードトップの「ベルリネッタ」の方が「スパイダー」よりもはるかに評価が高かった。しかし、マセラティMC20のような、カーボンファイバー製モノコックを採用した現代のスーパーカーは、そうした概念を覆しつつある。

5. マセラティMC20チェロ
「MC20は、ダイナミックな走りで軽快に楽しませてくれるだけでなく、豊かな個性と、頻繁に使用できる汎用性を兼ね備えている」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長
MC20は改良に伴い『MCPura』へと名称を変更することになったが、ミドシップエンジン搭載車の中でも、しなやかな乗り心地と軽快なハンドリングを特徴とするグランドツアラーだ。
驚くほど穏やかなサスペンション、滑らかで扱いやすいステアリング、そしてゆったりとした走行ペースでも優れたレスポンスを発揮するトルクフルなターボチャージャー付きV6エンジンを搭載している。
ルーフを開ければ、豊かなグルーヴ感と落ち着いたツーリングモードにより、このクルマの魅力をさらにじっくりと堪能することができる。
ルーフは、フォトクロミックガラスパネルを内蔵した折りたたみ式の金属パネルなので、多くの布製ルーフとは異なり、閉じた状態でもある程度は外の世界を楽しめる。
6. ベントレー・コンチネンタルGTC
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:7点
長所:TVRを彷彿とさせるスポーツモード時のエグゾーストノート V8の魅力とダイナミズムを加えながら、快適性を一切犠牲にしていない 特別なドライビング・エクスペリエンス
短所:ブラックのエクステリアトリムがやや重々しく感じる 重量と高級志向のチューニングによりドライビングの魅力がやや損われる 高価
最大の特徴:ラグジュアリー
これはベントレー・コンチネンタルGTの究極の形と言えるかもしれない。非常に豪華で高価で派手なグランドツアラーであるコンチネンタルGTを買うなら、思い切ってコンバーチブルを選ぶのもいいだろう。

6. ベントレー・コンチネンタルGTC
「ベントレーのシャシーエンジニアは、自社のプラットフォームとシャシー技術をますます熟知し、精通してきている」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者
かつての優雅なW12エンジンは生産終了となったが、コンチネンタルは、ツインターボチャージャー付き4.0L V8エンジンとスポーツ志向のSモデルで常に最高のパフォーマンスを発揮してきた。
最高出力550psと十分なパワーを備えつつ、加速時には野獣の咆哮のような音、クルーズ時には柔らかく抑制された音を奏でるなど、幅広いサウンドキャラクターを持つ。
V8エンジンは、W12エンジンのようなフロントヘビーの癖が改善されており、コーナーを連続して駆け抜ける際にも、大型のベントレーとは思えない軽快な走りを見せる。
もちろん、本質はラグジュアリーグランドツアラーなので、エアサスペンションにより最高級の乗り心地を実現し、インテリアはドライバーと3人の乗員を極上の仕上がりで包み込む。高級素材、クラフトマンシップの品質、そして特別なひとときを感じさせる雰囲気は、他に類を見ない。
ファブリックルーフを装着すると、クーペのような静粛性を保ちながら、数秒でオープンになり、称賛(または羨望)の視線を浴びることになる。世界で最も豪華で魅力的なオープンカーの1つだ。
7. BMW 4シリーズ・コンバーチブル
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:四輪駆動のシャシーは期待を裏切らない レスポンスの良いエンジン
短所:先代モデルのような控えめな美しさが欠ける 快適な乗り心地にはオプションのアダプティブサスペンションが必要
最高出力:日常的な使い勝手の良さ
BMW Z4と同様、4シリーズ・コンバーチブルも折りたたみ式金属ルーフから軽量な布製ルーフに変更された。

7. BMW 4シリーズ・コンバーチブル
「4シリーズの標準装備は3シリーズよりもやや充実しているが、オプションのMスポーツ・プロ・パッケージには追加費用がかかることを覚えておきたい」
――フェリックス・ペイジ、副編集長
エンジンラインナップも変更された。ディーゼルは廃止され、ガソリンエンジンは後輪駆動の420i(186ps)または四輪駆動のM440i(374ps)の2種類のみとなった。
それでも、キャビンの遮音性とクルージングの洗練度が向上したため、現在販売されているコンバーチブルの中では最高の1台であることに変わりはない。
車内で会話が楽にできるタイプのコンバーチブルだ。快適性を最優先する人は、M440iとそのランフラットタイヤは避けた方が良いだろう。
以前のモデルよりもドライビングの魅力を高めており、高級感も飛躍的に向上している。
つまり、非常に完成度の高いコンバーチブルであり、フロントエンドのスタイリングを除けば、誰にでも自身を持ってお勧めできるクルマだ。
8. メルセデス・ベンツCLEカブリオレ
デザイン:8点 インテリア:7点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:8点
長所:ツーリング時の高い洗練度と快適性 高レベルの車載システム
短所:クーペよりもハンドリングの魅力を欠く 加速時にコントロール性が多少失われる
最大の特徴:洗練されたクルージング
洗練されたスリルと優れたクルージング性能をお求めなら、CLEカブリオレが最適かもしれない。

8. メルセデス・ベンツCLEカブリオレ
「CLEカブリオレは、ラグジュアリーなイメージに見合った、ほどよい高級感と遮音性を備えている、よく出来たコンバーチブルだ」
――イリヤ・バプラート、ロードテスター
ミドルサイズセグメントでは最大のコンバーチブルだが、そのサイズに躊躇する必要はない。クーペ仕様と全く同じように運転でき、洗練度と快適性の面でも見劣りしない。
静粛性を高めるメルセデス・ベンツのエアキャップ機能が標準装備されていることも、喜ばしいポイントの1つだ。
CLEカブリオレは、ハードなスポーツ走行よりもゆったりとしたクルージングを好む人にぴったりのコンバーチブルで、リラックスしたペースで走るとその真価を発揮する。スムーズで気楽、そして快適なドライビング・エクスペリエンスを提供してくれるはずだ。
オープントップスポーツカーとしては最高とは言えないが、クルージングでは、ルーフを閉めても開けても、安定した走りを楽しむことができる。
9. ミニ・コンバーチブル
デザイン:10点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:狭いワインディングロードを楽しむことができる 車内空間はそれほど窮屈ではない ワクワクするハンドリング
短所:マニュアル・トランスミッションの選択肢がない 中央のタッチスクリーンは機能が多く、あまりユーザーフレンドリーではない 乗り心地が非常に硬い
最大の特徴:ハッチバックベースの扱いやすさ
ミニ・コンバーチブルは2004年以来、定番の英国車の1つであり、今でもオープンカーのトップクラスに位置している。

9. ミニ・コンバーチブル
「機敏で軽快、そしてスタイル重視のオープンカーというコンセプトは多くの人々を魅了するだろう。標準のハッチバックほどシャープではないとしても、コンバーチブルには多くの魅力があると思う」
――ジェームズ・アトウッド、副編集長
確かに、ミニは技術的にはドイツの巨大企業BMWの所有下にあるが、少なくともこの最新世代のコンバーチブルは、9年ぶりに英国オックスフォードで生産されている。
標準のハッチバックと同様、コンバーチブルにもC、S、そして高性能のジョン・クーパー・ワークスモデルがあり、最高出力は156psから320psまでと、幅広いバリエーションから選ぶことができる。
ただし、マニュアル・トランスミッションは設定されておらず、スポーツグレードを選択しない限り、パドルシフトも装備されない点には注意してほしい。
いずれにしても、ミニ・コンバーチブルは、楽しいシャシーと優れた安定性で、これまでと同じように快適なドライブを楽しむことができる。EVモデルが発売されないのは少し残念だ。
10. MGサイバースター
デザイン:8点 インテリア:6点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:6点 コスト:7点
長所:シザーズドアの外観は、多くの人を二度見させる 扱いやすさ、航続距離、荷室スペースなど実用性に優れる 価格面で多くの内燃機関車を凌駕する
短所:高いドライビング・ポジションにより、ルーフを下げた状態では少し露出感がある インフォテインメントとADAS機能がわずらわしい 姿勢制御がやや不安定で、郊外道路では揺れやすい
最大の特徴:EVのオープントップ
中国企業が所有する英国のMGブランドにとって、初の電動コンバーチブルとなったサイバースター。あらゆる面で見逃せない1台である。

10. MGサイバースター
「十分な航続距離、オープントップモデルとしての使いやすさ、そして大型のツインモーターによる性能を備えている」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者
サイバースターは77kWhのバッテリーを搭載し、1回の充電で約440kmの航続距離を実現する。2基の電気モーターにより、合計出力510psおよび最大トルク74kg-mを発揮し、0-100km/hは3.2秒。シングルモーター、後輪駆動のモデルも用意されている。
評価すべき点は、魅力的なハンドリングとしなやかな乗り心地を併せ持ち、スポーティな運転をしていなくても十分に楽しめるところだ。
サイバースターは、MGにとってスポーツカーセグメントへの復帰作であり、この形態と性能を考えると、価格は注目に値するものだ。シングルモーターモデルは5万4995ポンド(約1100万円)から、四輪駆動モデルは5万9995ポンド(約1200万円)から販売されている。
最高のコンバーチブルを選ぶには?
最高のコンバーチブルは、希望するクルマのクラスによって異なる。
スポーツモデルをお探しなら、マツダMX-5が選択肢となるだろう。ホットハッチがお好きなら、ミニ・コンバーチブルはどうだろうか。高級志向のモデルは選択肢が広く、実用的で使い勝手の良いメルセデス・ベンツCLEやBMW 4シリーズも検討に値する。EVが気になっているなら、MGサイバースターをチェックしてみよう。

ボディサイズや価格帯など選択肢は意外と広い。
テストと選定方法
この記事は、AUTOCAR英国編集部のロードテスト(公道試乗)チームによる評価に基づいている。チームは長年にわたり、英国市場に出回っているすべての新型車を実際に運転し、データと経験を蓄積してきた。

この記事で紹介したモデルはすべてAUTOCAR英国編集部が試乗・評価している。
よくある質問 Q&Aコンバーチブルとは何か?
コンバーチブルとは、開閉可能な折りたたみ式の屋根(ルーフ)を備えたクルマのことだ。開放的なドライブが楽しめるほか、スポーティでスタイリッシュな外観でも人気がある。カブリオレ、ロードスター、オープンカーなど、さまざまな呼び方がある。
コンバーチブルの車両保険料は高い?
通常、コンバーチブルは修理費用が高く、盗難のリスクが高く、スポーツカーに分類されるため、英国では保険料は高額になる傾向がある。ただし、車種、ドライバーの運転歴、居住地域によって料金は大きく異なる。
ソフトトップとは何か? ハードトップのコンバーチブルとはどう違う?

ソフトトップのコンバーチブルは、布製(ファブリック)のルーフを使用しているため、ハードトップのモデルよりも軽量であることが多い。ハードトップのコンバーチブルは折りたたみ式の金属製ルーフが特徴で、そのメリットとしては、ソフトトップに比べて断熱性や遮音性が優れていることが挙げられる。
コンバーチブルを販売している自動車メーカーは?
ここ数年間でコンバーチブルモデルの生産を中止した自動車メーカーもいくつかあるが、英国では依然として多くのメーカーがコンバーチブルを販売している。ミニ、MG、フィアット、マツダのほか、BMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、ベントレーもコンバーチブルモデルを生産しており、その価格帯は幅広い。
