Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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静岡市の夏の恒例イベント「安倍川花火大会」。開催日が2日後に迫った17日、中止が発表されました。地元の商店街にはどのような影響が出ているのでしょうか?

70年以上の歴史があり、静岡市の夏の風物詩として毎年市民を楽しませてきた、安倍川花火大会。

2024年は約57万人が訪れ、ディズニーのドローンショーや1万5000発の花火が夏の夜空を彩り、会場は大きな盛り上がりを見せました。いわゆる「2024年問題」の影響で、例年運行していたシャトルバスが取りやめたのに伴い、会場周辺の商店街は多くの人通りで、活気に包まれていました。

そして2025年も今週末に開催が迫り、多くの市民が心待ちにしていたのですが、14日から連日降り続いた大雨で、安倍川は濁流で中州が隠れてしまうほど増水。17日大会本部は「安倍川の増水が激しく、打ち上げ台が設置できないほか、観客の安全を考慮したため」と安倍川花火大会の中止を発表しました。

18日開かれた市長会見で難波市長は

(静岡市 難波 喬司 市長)
「県外からも市外からも多くの方に来ていただいてるんで、皆さん楽しみにされていたと思いますけども、本当にそれがなくなってしまって大変残念だと思っております。この大規模なイベントですので、花火大会ですので、来週に延期するというようなことはできない。」

突然の中止発表には市民からもショックの声が聞かれました。

(市民)
「残念」「寂しい、正直言うと寂しい」

そして衝撃が走ったのはこちらの商店街でも。2024年、徒歩や自転車などによる多くの人出でにぎわった「駒形通商店街」。商店街では2025年も安倍川花火大会の開催にあわせてスタンプラリーなどを楽しめるイベント「コマカツ夏祭り」を企画していたというのです。

(コマカツ 黒田 淳代表)
「毎年花火に合わせて、イベントをやっている。うちわを配ったりお茶を配ったり。準備は万端だった。残念極まりない、どうしようって感じです。」

さらに、安倍川花火大会に合わせて、セールの実施を予定していたという青果店では、お祭りにピッタリなから揚げなど、約100種類のお惣菜を準備していたと言います。

(青木青果店 惣菜部主任)
「お祭りで皆さんが食べられるようなものを沢山用意していた。いつも楽しみにしていたので、凄く悲しい。」

既に仕込みを始めていたため、19日は予定通りセールを行うそうです。

(青木青果店 惣菜部主任)
「お祭りが中止になったのは凄く悲しいが、少しでも喜んでもらえるよういろいろな商品を用意している。ぜひ来てくだい」

また、駒形通商店街も「コマカツ夏祭り」を予定通り開催し、スタンプラリーなども楽しめるということです。

(コマカツ 黒田淳代表)
「ショックは大きいですけど、気持ち切り替えて、こういうイベントで盛り上げていくしかないとは思います。土曜日、ぜひうちわとお茶をもらいに駒形通商店街に来ていただけたらありがたいと思う」

花火大会中止に落胆しながらも、商店街は、前向きな雰囲気に満ちていました。