西荻窪で人生を変える“パン飲み”店に出合う! 東京の中でもディープなウズベキスタンの店

パン飲みの名店を探していた時に見つけたここ『キャラバン』。“シルクロードのパンとワインの専門店”というフレーズにそそられて、さっそく突撃してみた!
人生を変えるワインとパンに出合う『ウズベキスタンワインショップ・キャラバン』@西荻窪
場所は西荻窪南口のディープな飲み屋街を抜けたところにある。
扉を開けると奥に細長く、中近東風のモチーフがあちらこちらに。カウンターに立つのは、母の森重みどりさんと娘の森重悠子さん親子。そしてシルクロードのパンというのはウズベキスタンのパンのことなのだとか。でもなんでウズベキスタン?
実はたまたま旅行に行ったウズベキスタンで、ワインのおいしさに衝撃を受けたという森重みどりさん。そこでまったくの素人から、ウズベキスタンのワインを輸入するべく会社を興した。そして今や酒屋と角打ちを営むことになったのだ。

「どうしても日常的にあのワインが飲みたかったの」と笑う森重みどりさん。そんな理由で会社を作るパワーがすごい。しかもそのウズベキスタン旅行の目的は、フタコブラクダをひと目見るためだったというのだから、運命はどう転ぶかわからない。
ウズベキスタンのパンは、平べったい風貌で、窯で焼いたように外は少しサクッとしていて中は粉の風味が濃い「ノン」が主食だという。プレーンと、フィリング入りのドーナッツ型「グシノン」の2種類を出す。
グシノン750円、鶏肉のサモサ500円、ほうれん草とチーズのサモサ450円、羊肉のサモサ550円

このほかに羊肉や鶏肉入りのサモサが3種類。どれも日本人の思うパンのイメージとは全く異なる砂漠のパンだ。ワインはグラスで10種類ほどあり、店頭で購入したボトルも飲める。ちなみに、自然に任せて造るウズベキスタンのワインは品質を一定させるのが難しいと、この店を開店した後に分かり……現在は置いていないのだとか。
ワイン3種飲み比べ1500円

東京パン飲みの中でも断トツ・ディープ
運命かと思いきや、人生はままならないのですね、みどりさん。
ウズベキスタンはイラン北方にあるトルクメニスタンとカザフスタンに挟まれている。かの地のパンを味わいながら中央アジアの砂漠に想いをはせる……そんな東京パン飲みの中でも断トツ・ディープなこの店に、あなたも行ってみませんか?


[店名]『ウズベキスタンワインショップ・キャラバン』
[住所]東京都杉並区西荻南3-12-1
[電話]03-5941-3928
[営業時間]18時〜24時
[休日]不定休
[交通]JR中央線ほか西荻駅南口から徒歩1分
撮影/西崎進也、取材/岡本ジュン

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