脳科学者・茂木健一郎、北海道庁のリニューアルに感動「赤い星は北海道開拓の印」緑の北大植物園も絶賛

YouTube企画「#旅ラン 赤レンガの北海道庁舎と、緑の北大植物園」で脳科学者・茂木健一郎さんが、札幌市をランニングしながら、歴史的建築や豊かな緑の魅力について語った。茂木さんは「短い旅ランのなると思うんですが、今回は、素敵な緑の景色を見ます！」と冒頭で語り、限られた時間の中で北海道の自然の美しさを堪能した様子だ。

市内をランしながら「綿毛みたいなのが飛んでる」とか、「札幌の緑が本当にきれい」などと自然の息吹を軽快に実況。初夏の涼やかな気候にも触れ「今、おそらくね、20度ちょっと切ったくらいだと思うんですよね。とっても涼しく、気持ちよい」と、札幌ならではの快適なランニング体験を表現した。

注目したのは現在リニューアル工事中の北海道庁旧本庁舎（通称・赤レンガ庁舎）。「北海道庁、いよいよリニューアルオープンが近いですよ」と熱を込め、明治時代からの歴史や特徴的な赤い星の意味についても解説。「あの赤い星がね、北海道開拓の印」と、その存在感にも触れた。2025年7月にリニューアルオープンを控え、往時の姿を取り戻すことに期待とエールを送った。

ランの途中、茂木さんは北海道庁のすぐそばにある池や、咲き誇る蓮の花にも心を寄せる。さらに「北海道大学の、ほんとうに素晴らしい植物園がここですよ」と、北大植物園にも立ち寄り、その歴史や研究価値を詳しく紹介した。「植物科学の教育研究には植物が必要だということが起源となって」「今ね、こういう植物資源の研究ってのは大事ですし、地球環境との関係を考える上でも、非常に重要な場所」と独自の見解を織り交ぜ、北大植物園の持つ学術的側面の重要性も訴えた。

動画の締めくくりでは「短かったですけども、赤レンガの北海道庁、そして北大の植物園が見られて楽しかったな」「札幌はとにかくどこを走っても楽しいよ。また札幌を旅ランしたいと思います」と満足気に述べ、札幌の魅力を改めて強調した。