毒親問題専門カウンセラー木村裕子、「スピリチュアル信者の助言は凶器」

毒親問題専門カウンセラーの木村裕子が「毒親育ちが逆に傷つくアドバイス３選！」というテーマで自身の体験談を踏まえて語った。木村自身も幼少期から虐待とネグレクトを受けて育った毒親育ちということから、今回の動画ではその経験をもとに「毒親育ちあるある」として多くの人が共感する疑念やアドバイスへの反応を紹介している。

木村はまず、「子供を愛せない親なんていないんだよ」といった美談を語る人について、「これね、グッサリ傷つきます！」と強調。毒親問題に悩む人が育った環境について、「想像で答えるのではなく、相手の話を聞いて寄り添ってもらえると嬉しい」との意見を述べた。

次に、過度に腫れ物に触るような扱いをする人に対しても、木村は「毒親育ちって、そういった気遣いに敏感」と語り、無用な気遣いを避け、普通に接してもらいたいと呼びかけた。

さらに、スピリチュアル信者による「毒親を選んで生まれてきたのはあなた」というアドバイスについて、木村は「この世で乗り越えるべき試練なの、だから受け入れて！みたいなやつ、無理」と一蹴した。「この言葉は凶器になる」とし、責任を押し付けるような発言がどれほど危険かを警鐘した。

動画の最後に、木村は「毒親問題に悩んでいるあなたも、相談する相手を選ぶ必要がある」と説いた。木村は完全匿名で無料で相談に答えるサービスも提供している。周りに相談できる人がいない人は、応募してみては。