現地時間の2024年12月12日、イーロン・マスク氏の立ち上げたAI企業であるxAIが、AIチャットボット「Grok-2」の最新バージョンをすべてのX(旧Twitter)ユーザーに無料で展開すると発表しました。この最新バージョンのGrok-2は、従来モデルよりも3倍高速で、精度・指示の追従性・多言語機能が向上していることがアピールされています。

Bringing Grok to Everyone

https://x.ai/blog/grok-1212







X gains a faster Grok model and a new 'Grok button' | TechCrunch

https://techcrunch.com/2024/12/13/x-gains-a-faster-grok-model-and-a-new-grok-button/

Grok-2は世界で何が起こっているかをリアルタイムで把握しています。このエクスペリエンスを強化するために、ウェブ検索と引用という2つの追加機能がリリースされました。これにより、GrokではXの投稿とインターネット全体のウェブページを利用して、ユーザーの質問にタイムリーかつ正確に回答することが可能となります。



また、引用機能によりソースを深く掘り下げて詳細を調べたり、Grokが提供する情報の情報源を確認したりすることがより簡単になります。



Grokに搭載されている最先端の自己回帰画像生成モデル「Aurora」により、Grokの画像生成機能に新しいレベルのフォトリアリズムがもたらされます。XでGrok-2が利用可能になったことを祝して、「draw me」機能も追加されます。この機能はXのプロフィール画像を利用して、自身の新しい画像を生成することができるという機能。例えば、「サンタの帽子をかぶった私を描いて」と入力すれば、自分のアイコンのサンタの帽子をかぶったバージョンを生成できます。



さらに、XのタイムラインにGrokボタンも追加されます。Grokボタンは関連コンテキストを発見したり、リアルタイムのイベントを理解したり、トレンドの議論を深く掘り下げたりするのに役立ちます。

ポストの右上にGrokボタンが追加されているので、これを選択。



すると、ポストがどういったものなのかをGrokが分析して解説してくれます。



GrokボタンはすでにXに追加されており、多くのユーザーの目に留まっています。





「どうやら、右下のボタンを押すだけで、Grokに投稿を分析してもらうことができるようです。画像、キャプション、反応を説明し、投稿に文脈を説明してもらうことができます。素晴らしい新機能です」





「この投稿のGrokボタンを押してみたところ、Grokが画像内のテキストまで分析していることがわかりました!」





「XのGrokボタンはゲームチェンジャーです。非常に便利で、Xの可能性を大きく広げます。数回クリックするだけで、知らなかったことを何でも理解できるようになります!」





「Grokボタンは外国語の投稿について知るのに最適です」





xAIは2024年11月にエンタープライズAPIのパブリックベータ版として「grok-vision-beta」をリリースしましたが、12月12日になって新たに「grok-2-1212」と「grok-2-vision-1212」というAPIを追加しました。これらのAPIは精度・指示の追従性・多言語機能の向上をもたらし、高度に操縦可能でインテリジェントなモデルを求める開発者にとって優れた選択肢となります。効率性の向上の結果、これらのモデルの価格は100万入力トークンあたり2ドル(約310円)、100万出力トークンあたり10ドル(約1540円)に引き下げられます。