堀江貴文、NTTドコモの住信SBI銀行買収に「周回遅れだと思う」背景も解説！

NTTドコモによる住信SBIネット銀行の買収観測について解説する動画が堀江貴文氏によって公開された。

堀江氏はこれに対して、楽天モバイルの動向と通信キャリア業界の現状についても触れ、詳しく解説した。堀江氏は「楽天がモバイル参入でシェアを奪おうとしている」と述べ、NTTドコモが買収を検討する背景にある通信業界の変化を説明した。

堀江氏は、楽天がポイント囲い込みと金融サービスを強化する中で、NTTドコモが住信SBI銀行を取り込む狙いについて解説。「楽天経済圏のようなトータルサービスを目指しているのだろう」と推測した上で、NTTドコモが金融分野での拡大を検討しているとの見解を述べた。この買収が実現することで、NTTドコモが「D系のサービスを強化する手段となる可能性がある」と指摘した。

さらに堀江氏は、自身の過去の経験を引き合いに「周回遅れだと思う」と述べ、ライブドア時代の通信業界進出の試みについても言及。「当時ボーダフォンの買収を検討していた」というエピソードを振り返り、現在のドコモの流れが過去の戦略と似ていると感じたことを示しました。

動画の中盤では、住信SBIネット銀行の近年の動向として、ネオバンクの展開を挙げ、「JREバンクなどと連携したサービスが話題を呼んでいる」と評価。住信SBI銀行とNTTドコモが手を組むことで、さらなるサービスの強化が期待できるとの見解を示した。

最終的に堀江氏は「この買収案件は十分可能性がある」とし、ドコモのプランに興味を示しつつも、「マネックス証券の買収の影響はどうなのか」と今後の展開に注視が必要だと締めくくった。