ヴェルディで始まり、ヴェルディで終わる。44歳で現役引退の南雄太が感じた「目に見えない縁」【大宮】
「自分だけではここまで来られなかったし、本当にいろんな人に支えてもらって。怪我をした時なんて、ドクターやトレーナーの方が付き添ってくれて。1年、現役を伸ばせたのは彼らのおかげですしね」
東京ヴェルディ戦の出場でJ2通算400試合、J通算666試合と「綺麗に終われた」(南)。
「中学で在籍していたクラブ(読売日本SCジュニアユース)で、プロになってから属することはありませんでしたが、やはり自分の基礎を作ってもらったのはヴェルディ。僕がプロに入った頃のヴェルディはカズさん(三浦知良)やラモス(瑠偉)さんや前園(真聖)さんとかスター軍団で、ちょっとデビュー戦を思い出しました。そのチームで、たしか等々力で勝って、不思議な感覚があって。
26年経って、またこうやって最後の相手がヴェルディで。なんか目に見えない縁を感じます。最後を飾るに相応しい対戦チームだったと思います」
ヴェルディで始まり、ヴェルディで終わる。
試合後の引退セレモニーで、南は東京ヴェルディのサポーターにこう声をかけた。
「特別な縁を感じている。3位ということで、ぜひJ1昇格してください。頑張って下さい」
東京ヴェルディのファン・サポーターから温かい拍手をもらったことはいうまでもない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集部)
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