「第11回世界民主主義運動世界総会」の開会式であいさつをする蔡英文総統

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は25日、台北市内で開かれた「第11回世界民主主義運動世界総会」の開会式に出席し、中国の脅しを前に、民主主義を揺るがそうとする勢力に立ち向かっていく姿勢を示した。

同イベントは全米民主主義基金(NED)と台湾民主主義基金会(TFD)が共同で開催。70を超える国から300人以上の政治家や学者、民主主義運動のリーダーらが出席した。

蔡総統は開会式でのあいさつで、台湾が近年、日増しに高まる中国からの各種の脅しにさらされていることに言及。中国の狙いは「われわれがずっと努力して勝ち取ってきた民主主義のライフスタイルに対する自信を失わせることだ」とした上で「われわれは挑戦に真っ向から立ち向かい、かけがえのない民主主義を破壊しようとする勢力に対抗していく」と強調した。

また、市民社会は台湾の民主主義を発展させていく原動力だとし、若者にもこの運動に貢献してもらえるよう、投票できる権利を若い世代に付与できるよう政府として努力している最中だと述べた。

開会式には2021年のノーベル平和賞を受賞したマリア・レッサ氏や、台湾民主主義基金会の董事長(会長)を務める游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)らも出席した。総会は27日まで開かれる。

(黄雅詩/編集:名切千絵)