高さ約80メートル 神木を「ライダー」で計測 巨木の研究進展に期待 台湾=林業試験所提供

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(台北中央社)行政院(内閣)農業委員会林業試験所は14日、物体の大きさや形の3次元(3D)データを測るセンサー「ライダー」を利用して台湾北部と中部にまたがる雪覇国家公園内に自生する高さ79.1メートルのタイワンスギの計測を行ったと発表した。台湾にある巨木の研究や記録の面で、大きなマイルストーンになるとしている。

対象となったタイワンスギは「桃山神木」と呼ばれ、東アジアでは最も高いとされる。2020年8月、航空機から行った調査で見つかった。

同所の徐嘉君研究助手によると、今月上旬に行われた調査では、オーストラリアの樹木写真家、スティーブン・ピアース氏が撮影を行った他、成功大学(台南市)のグループは地上からの計測を行い、樹木の高さだけでなく葉の枚数まで把握したという。

徐氏は、気候が変動する中で樹齢千年以上とみられる神木がなくなっても、3Dプリンターで再現が可能だと指摘。後世の人々にも巨木の姿を見てもらえると話した。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)