安中市長も激励 2007年日本アマ覇者・小林伸太郎が初V王手「焦らず、腐らず自分のゴルフを」
ポイント制のステーブルフォード方式で行われている国内男子新規大会は、第3ラウンドが終了した。首位と1ポイント差の2位から出た小林伸太郎が7バーディ・1ボギーの「65」で回り、13ポイントを獲得。トータル33ポイントで2位に6ポイント差をつけて単独首位に立った。最終日最終組は5回目。プロ14年目、“地元”でツアー初優勝のチャンスを迎えた。
出だしの1番パー4で幸先よくバーディを奪って首位に立つと、前半だけで4バーディ(8ポイント)。後半でもボギーをわずか1つにとどめて、3バーディ(6ポイント)を奪う荒稼ぎ。「完璧なゴルフができたんじゃないかな。ミスがありながらも、リカバリーもしっかりできていた」と納得の一日。途中、同伴者のハン・リー(米国)が「タイガーみたい!」と驚くほどのリカバリーショットも見せた。
佐野日大高校在学中の2004年に「日本ジュニア」、東北福祉大学時代は2007年に「日本アマ」とビッグタイトルを手にしてきた小林。2009年にプロ転向後、3シーズンで賞金シードを手にしたが、まだ勝利はない。2016年の「マイナビABCチャンピオンシップ」では単独首位で最終日を迎えたが、片山晋呉にかわされて2位。これが自己最高成績だ。
現在は栃木県在住だが、群馬県榛名町(現・高崎市)出身の小林にとって子供のころからよく知る“地元”のコース。20代の頃は、コースのある安中市に住んでいたこともある。
「小学校の同級生や高校の後輩、お世話になった方など身内が応援に来てくれている。みんなに『お久しぶりです!』という感じで楽しくラウンドできました」と身内の応援を力に変えつつ、気負い過ぎずにプレーできている。
2位との差は6ポイント。ツアーでは24年ぶりのポイント制の方式で「ストロークとはまた違う。(6ポイント差は)バーディ1個とイーグル1個で追い抜かれるので、しっかり自分のゴルフを貫きたいです。焦らず、腐らずやるのが自分のゴルフ」。優勝争いだからといって、特別なゴルフをするつもりもない。「4日目に優勝争いしていなくても、1打に懸けるプロゴルファーの想いは一緒だと思うので」。普段どおり、1打でも少ない打数で上がることを目指す。
大会前には知人を介して、安中市の岩井均市長と会食をして激励の言葉を受けた。最終ラウンドが行われる9日(日)には、安中市役所の近くで『あんなか祭り』が開催される。「地元では大きいお祭りです。トップ10に入ったらVIP席を用意してくださるそうです(笑)」。トップ10とはいわず、チャンピオンとして地元のお祭りに参加したい。
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