修復後の曽文渓橋を視察する黄台南市長=同市政府提供

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(台南中央社)南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は18日、日本統治時代に建設された曽文渓に架かる水路橋を視察した。修復工事が今年5月に完了しており、黄氏は「今回の修復は文化と歴史、観光的意義を兼ねている」と語り、今後の観光振興に期待を寄せた。

この水路橋は、台湾総督府の八田與一技師が手掛けたことで知られる水利施設「嘉南大圳」の水を曽文渓の北岸から南岸に届けるため、1929(昭和4)年に建設。道路橋にもなっており、台湾の農業や交通、経済の発展に寄与した。

黄氏は、水路橋から見る夕日が美しいとして、位置情報を設定してSNS(交流サイト)に写真を投稿するチェックインスポットになるだろうと語った。

市政府文化局によると、秋に開催される音楽イベントの一環として、10月15日には橋をレトロな街並みに見立て、戦後流行したジャズと共に懐かしい雰囲気を演出する催しを行うという。

(楊思瑞/編集:齊藤啓介)