ラルフ・ゴンザルベス首相(左)との会談であいさつする蔡英文総統=総統府提供

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は8日、台湾を訪問しているセントビンセント・グレナディーンのラルフ・ゴンザルベス首相と台北市内の総統府で会談した。蔡総統は中国が台湾周辺で軍事演習を行っている中、ゴンザルベス首相が台湾への支持を表明したことに感謝。ゴンザルベス首相は、中華民国(台湾)との外交関係を維持していく姿勢を強調した。

蔡総統は両国の交流が近年、より密接になっているとし、今後は新型コロナウイルス後の時代の挑戦に共に立ち向かっていくと言及。経済構造の転換や女性のエンパワーメントなどで引き続き協力し、両国をより豊かな福祉社会にしていく方針を示した。

ゴンザルベス首相は、セントビンセント・グレナディーンと台湾の関係は壊れないとし、台湾との関係は「人と人の間に結ばれたつながりで、家族のようなもの」と表現。両国の協力関係に干渉しようとするいかなる外部からの行為も受け付けないと語った。

ゴンザルベス首相は7日、台湾に到着。8日には儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼を受けた。また、蔡総統の立ち会いの下、「刑事司法共助条約」と「受刑者移送条約」に署名した。

(葉素萍/編集:楊千慧)