山口県の村岡知事(左から2人目)とリモート対談する台南市の黄市長(モニター画面中央)=同市政府提供

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(台南中央社)南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は13日、死去した安倍晋三元首相の故郷である山口県の村岡嗣政知事とリモート形式で対談し、双方は今秋に交流に向けた同盟を締結することを約束した。台南市政府が同日、報道資料で明らかにした。

黄市長は、安倍氏が2016年の台南地震発生時に専門家を台湾に派遣して救助活動や物資援助に協力したことなど、安倍氏の長年の台湾への支援に言及し、安倍氏を失ったことは台湾や台南にとっては非常に残念で大きな痛みだと語った。その上で、安倍氏の日台友好の信念を受け継いで台日交流を深化させていく姿勢を示し、村岡知事を台南に招き、同盟を結びたい考えを述べた。

村岡知事は、安倍氏は生前、山口県と台湾の交流推進に尽力していたとし、山口県は安倍氏の遺志を継ぎ、台湾との関係を深化させていくと表明。山口県と台南市が今年、同盟を結び、交流を開始していくことに意欲を見せた。

台南市と山口県の間では、台南市議会が昨年5月、山口県議会と友好交流に関する覚書を締結している。

(張栄祥/編集:名切千絵)