「メリットはとにかくかわいい」創業から20年間、猫と歩んできた【うらやましい!猫と働く会社】
【うらやましい!猫と働く会社】qnote
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1日の大半を過ごす会社に猫がいたら……猫好きにはたまらない、そんな夢のような会社をご紹介。
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キーボードを叩く社員の目の前で猫が何匹も丸まってスヤスヤ。床で寝転んでいる猫もいて足の踏み場もない……なんてことはないが、猫たちは不思議なくらい社内の一部として自然に溶け込んでいる。
JR阿佐ケ谷駅から徒歩8分の住宅街の一角にあるアプリケーション開発会社qnoteは、2003年の創業時から猫と共に歩んできた。代表取締役の鶴田展之氏(53)がクリーム色の毛並みが特徴の雌猫ふたば(18)をいとおしそうに抱きながらこう語る。
「創業当時は机4つ入れたらギュウギュウの江戸川橋のワンルームで、ホットケーキを主食に仕事に明け暮れる毎日でした。夏のある日、みんなでランチを食べに行った先のお寿司屋さんに『捨て猫の里親募集』と張り紙があり、もともと猫好きの社員が集まっていたため『もらう!』と即決しました。名前は、お寿司屋さんの店名の『ふたば』をそのままいただきました」
これも猫のため? オフィス購入でリフォームも
その後、お見合いをしたふたばは、茶トラ3兄弟を含む6匹の子猫を出産。さらに元野良猫のはちわれ白黒みい(14)、保護猫の三毛ごまお(推定9)らが加わり、現在は9匹の猫がいる。この間、会社の規模拡大に伴い江戸川橋から御徒町、駒沢大学駅に移転。頭を悩ませてきたのがオフィス探しだったという。
「オフィスビルだと他のテナントに迷惑がかかる恐れがあるため、オフィス利用ができる一軒家を中心に探すのですが簡単には物件が見つかりません。そこで現在の杉並のオフィスは思い切って購入しました。入居前にキャットウオークを設置したり、トイレに換気をつけたり猫が暮らしやすいようにリフォームも施しました」(鶴田展之氏)
9匹の猫は43人いる社員が手分けして世話をしている。中には投薬や皮下点滴が必要な高齢の猫もいるが、獣医に教わったケアの仕方を動画などでシェアして社員同士が協力しているという。
「猫が社員のコミュニケーションを円滑にしている面はあると思いますが、経営に特にプラスになっているとは思いません。そもそも猫たちに何かメリットを求めているわけではありません。とにかくかわいい! ただそれに尽きます」(鶴田展之氏)
ふたば以外の猫は取材中も、ひたすら気持ち良さげに寝入っていた。


