【上海IPO】無線通信半導体チップの翺捷科技股フェン、初値は公開価格を20%以上下回る
同社は無線通信や大規模な半導体チップを扱うプラットフォーム型半導体チップ企業。全方式対応セルラーベースバンドチップ、マルチプロトコルの非セルラーIoTチップの設計開発力に加え、大規模な高速SoCチップのカスタマイズ、半導体回路設計(IP)ライセンスサービス能力を持つ。現時点での主力製品はスマートフォンやウェアラブル端末用の4G通信用チップASR3601などで、5G通信チップは現在開発段階にあり、新規上場により開発強化、発売を目指す。2020年のセルラーベースバンドチップ製品世界市場における同社のシェアは0.51%と大手に比べると遥かに小規模で、半導体IPサービス分野も初歩段階と言えるが、ここ2年で開発人員を増やすなど技術力、開発力の向上に力を入れてシェア獲得を目指している。
新規公開により調達予定の23億8000万元(約428億円)は、約45%の10億6000万元を商用5G通信や商用Wi−Fi6などの新型通信チップ設計に、約10%の2億4863万元をスマート産業用PC(IPC)チップ設計に、約12%の2億9613万元を複数の無線プロトコルの融合、マルチフィールド下における高精度なナビゲーション測位ソリューションプロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
