娘の恋人を殺害した父親(画像は『All That’s Interesting 2021年11月10日付「Washington Dad Murders Daughter’s Boyfriend For Selling Her Into Sex-Trafficking Ring」(Spokane County)』のスクリーンショット)

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昨年10月、米シアトルの性的人身売買組織に娘を売った男を殺害した父親が、報復殺人で逮捕された。殺人はいかなる理由であれ許容されるものではないが、同じく子を持つ多くの親がこの父親に共感や同情して「英雄だ」「父親として当然の行動」などと擁護の声をあげている。『All That’s Interesting』『NBC News』などが伝えた。

米ワシントン州のスポケーン警察署は10月29日、昨年10月に娘の恋人を殺害した父親のジョン・アイゼンマン(John Eisenman、60)を第一級殺人罪で逮捕したと発表した。

調書によれば、ジョンは捜査官に対して殺人の動機をこのように明かしたという。

「昨年10月に娘がシアトルの性産業に売り払われたかもしれないと知った。」

「娘の救出後、娘の恋人であるアンドリュー・ソレンセン(Andrew Sorensen、19)が1000ドル(約11万4000円)で娘を性的人身売買組織に売ったとの情報を得た。」

ジョンは同年11月、アンドリューが同州エアウェイ・ハイツにいるとの情報を掴むと待ち伏せして縛り上げ、車のトランクへと押しこみ拉致した。そしてアンドリューの頭をコンクリートブロックで殴るなどの暴行を加えた後、何度も腹部を刺して殺害したという。

アンドリューの殺害後、ジョンはスポケーン北部の人里離れた場所に車と遺体を放置した。

警察は声明文にて「車両は2021年10月に第三者によって同州エバレットに移動されるまで、そこに放置されていた」「車を動かした第三者が、遺体の存在に気付いていた可能性は低い」と明かしている。

エバレットの街にて再び放置された車だったが10月22日、飼い犬が何度も車に駆け寄っていくのを不思議に思った地元住民のデーン・マッシーさん(Dane Massie)とその友人がトランクを開けたことから、遺体は発見された。デーンさんは「近寄ると車からは腐臭が放たれていた」と語っている。

遺体の発見を受けて駆けつけた警察官が車種登録を確認したところ、車の持ち主がジョンの婚約者ブレンダ・クロスさん(Brenda Kross)であると発覚、事件は明るみに出て、ジョンは逮捕された。

警察に拘束されたジョンは抵抗する様子もなく、罪を認めているという。

スポケーン警察署が公式Facebookページにて事件のあらましを発表したところ、ジョンを擁護するこのような声が多数見受けられた。

「良い父親ならば誰でも同じことをするさ」
「僕も同じ状況なら、復讐をしないとは言い切れないよ」
「彼こそ真の英雄だ」
「もし私が陪審員に選ばれたなら、彼を有罪にはしないわ」