中国のポータルサイトに、日本の女性が中国にやってきて1年間働いて感じた「中国の3大怪奇現象」について紹介する記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・百度に23日、日本の女性が中国にやってきて1年間働いて感じた「中国の3大怪奇現象」について紹介する記事が掲載された。
 
 記事はまず、中国の若い人たちが社会人になるやいなや家を買うためのお金を貯め始める点を挙げ、日本では大部分の若者が家を買うことを考えず、部屋を借りるという選択をするため、若いうちから積極的に持ち家を買おうとする中国の若い人に日本の女性は驚きを覚えたのだと紹介。中国人にとっては、家庭を設けるにはまず家を持つことが必要であり、結婚する前に家を確保しなければならないのだと説明している。
 
 次に、中国では公務員という職業が日本以上に人気が高く、特に親がわが子を公務員にするか、わが子が公務員の結婚相手を見つけることを強く望んでいる点を挙げた。その理由について、中国の公務員が今や数少ない超安定的な職業であり、給料や福利厚生の待遇も手厚いからだと伝えた。
 
 そして、3つめに挙げた「怪奇現象」は、日本では当たり前になっている様々なマナーや礼儀が中国では必要なく、そのために作業の効率も日本に比べて高いことだ。記事は、例えば書類に印鑑を押す際に上司に頭を下げるような向きで押さなければならないなど、日本には本当に必要なのかどうかわからないようなマナーや礼儀が非常に多く、入社後にはまず長時間のビジネスマナー研修を受けなければならないと紹介。中国ではマナーや礼儀に対する縛りが緩いほか、細かい規則やルールが存在しないことで従業員が比較的自由に仕事に勤しむ事ができ、自ずと仕事の効率も高くなっているのだとした。

 3つめについては、中国の状況が世界的に見て特別というよりも、日本の各種礼儀、マナーや就業規則の細かさがむしろ特殊であり、中国人を含む外国人から見ればまさに「怪奇現象」に映るのかもしれない。礼儀やマナー自体は円滑なコミュニケーションを行う上で必要なものだが、形骸化したもの、もはや意味がわからないものについては改めていく柔軟性が必要だろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)