まだまだ「日本依存」が多い中国製造業、特に「技術を要する小さな部品」で顕著=中国
記事はまず、中国の製造業は極めて規模が大きく、これまで世界の工場として多くの経験を蓄積してきたと紹介し、国を豊かにし、雇用も創出してきたが「決して楽観視はできない」という。なぜなら、今でも小さな部品では日本に依存していることが多いからだと論じた。
その理由は簡単で、開発能力がないのではなく「開発費を惜しんでいる」ためだと記事は指摘。ボールペンのボールは1トン12万元(約190万円)で買えるが、開発するとなると莫大な費用と時間がかかる。開発に成功しても「投資に見合うだけの利益」は期待できず、経営者は手っ取り早く日本から輸入するのだと説明した。
これでは自主開発が進まないのも当然だ。記事は指摘していないが、知的財産権が保護されにくい環境にある中国では巨額を投じて開発しても、技術が流出して別の中国企業に横取りされるリスクもある。中国の製造業が「日本依存」から完全に脱却するのは難しそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
