iPhone向け「3D半立体スマホケース! フルカラー3Dプリンターのクオリティが凄い

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スマートフォン向けのケースは本体を保護するだけでなく、個性を出す道具でもある。
今回紹介するB´fullの「3D半立体スマホケース」は、斬新なケースのひとつだ。


■3D技術を応用してケースを制作
製造元のB´fullは、3D CGデータの製作や3Dプリント出力、3Dスキャン、3Dデータによる原型製作などを得意としていることから、キャラクターフィギュアを製作している。

「3D半立体スマホケース」は、キャラクターフィギュアを持ち歩くのは難しいが、スマートフォン向けのケースであれば、気軽に持ち歩ける、そんな思いから誕生したという。


3D半立体スマホケース。監修中のケースもある。


ケースの製作でこだわったのは、やはり使いやすさだ。
いくらキャラクターフィギュアの見栄えがよくても、スマートフォンケースとしての使い勝手を阻害しては元も子もない。キャラクターフィギュアの高さや、ケースの持ちやすさに配慮して、製品化を成し遂げた。その結果、使いやすく、ポケットへも入りやすいケースになった。

ケースの使い勝手以外で大事にしていることは、キャラクターの世界観を崩さないこと。
光造形による3Dプリンターを駆使して、リアリティーのあるキャラクターフィギュアに仕上げている。

対応機種はiPhone 11/8/7/SE。
現在の価格設定は4,500円(税別)〜。

3D半立体スマホケースは、誰でも入手しやすいように価格を抑えたいと考えた。
そのひとつの試みがモナリザのスマートフォン向けケースだ。
モナリザのように版権フリーで認知が高く、ファン層が広いものであれば、積極的に製作していく構えだ。

また、プロサッカーやプロ野球などのノベルティも考えおり、今後は、そういったノベルティでも3D半立体スマホケースが登場するかもしれない。


版権フリーであることから試作された、立体感のあるモナリザ。



■クリアパーツが綺麗!リアリティーが半端ない
3D半立体スマホケースは、キャラクターフィギュアのリアリティーがあふれるケースだ。

ツヤあり、ツヤなし、いずれも可能なので、どちらがそのキャラクターに合っているのかも考慮してケースを製作している。


左からULTRAMAN、ACE、SEVEN。ACEはツヤなしのケースだ。


製作に使用されているプリンターは、クリアパーツも一緒に出力できるフルカラーの光造形用3Dプリンターとのこと。
フルカラーが出力できるものは、日本でも数台しかないという。


透明度の高いクリアパーツが美しい。


キャラクターフィギュアは、どちらかというと、男性層に受けるキャラクターが多い傾向にある。そのため、今後は「進撃の巨人」のように、幅広い層に認知の高いキャラクターのケースを考えている。


一般ユーザーに認知の高い進撃の巨人のスマホケースも作られている。


3D半立体スマホケースであれば、いつでもどこでもiPhoneと一緒にキャラクターフィギュアを持ち歩くことができる。現在は一部のiPhoneのみだが、今後の5Gスマートフォン向けのケースも販売していくという。
リアリティーのあるケースであるだけに、今から発売が待ち望まれる。


ITライフハック 関口哲司