浦和レッズのトーマス・デン【写真:Getty Images】

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浦和DFデンの衝撃ミドル弾に海外メディアも注目

 サッカーJ1で生まれたスーパーゴールが海外にも衝撃を与えている。23日の浦和―神戸の一戦でオーストラリアU-23代表DFトーマス・デンが約25メートルのミドルシュートを叩き込んだ。ポストを壊さんばかりに強かに弾いて決まった強烈ゴラッソに海外メディアも注目。「なんて一撃だ」と報じると、海外ファンからは「雷だ」「弾道がキレイすぎる」と驚きの声が集まっている。

 驚異の一撃が決まったのは、浦和が1点を追う前半33分だ。敵陣右サイドのコーナー付近からのフリーキック。キッカーの武藤が中央へボールを送るも相手にクリアされた。ルーズになったボールはエリアを出て1バウンド。次の瞬間だ。

 後方から走り込んできたデンが、2バウンド目に合わせて右足を振り抜いた。完璧にとらえたボールは地面を這うような低い弾道で一直線にゴールへ。強かに右ポストを弾いたボールはそのままネットに吸い込まれた。

 その距離約25メートル。神戸の選手たちが呆然と立ち尽くした一撃に、英衛星放送局「スカイスポーツ」も注目。公式インスタグラムで「なんて一撃だ。今日、浦和レッズでキレイすぎるハーフボレーを打ったトーマス・デン!」と実際のゴールシーンを投稿。強烈ミドルを目の当たりにした海外ファンからは「レーザー」「弾道がキレイすぎる」「稲妻だ」「凄すぎ。純粋に凄すぎ」「ロケットのようだ」「雷だ」「ポストが壊れたような音だ」などとコメントが相次いだ。

 デンの衝撃的なJ1初ゴールで追いついた浦和だったが、後半37分に神戸MF山口蛍に豪快なボレーを決められ1-2で敗戦。3連勝を逃した。(THE ANSWER編集部)