日本紙幣は「最も模倣が難しい」、これは事実だが「偽札が皆無というわけじゃない」=中国
中国ではモバイル決済が登場するまでは、偽札が非常に多く流通しており、人びとの頭を悩ませる問題になっていた。では、日本には偽札問題はないのだろうか。中国メディアの百家号は12日、「中国人が知らない日本の紙幣の真実」を紹介する記事を掲載した。
日本の紙幣には特殊な技術が使われていて「最も模倣が難しい紙幣」の1つであることに大きな間違いはないとしつつも、よく言われる紙幣の材料に日本独特の「ミツマタ」を使用しているので偽造できないとの説を否定。「ミツマタは中国やネパールにもある」とし、そもそも「日本に紙幣にミツマタが使用されているという証拠はない」と主張したが、実際にはネパール産も含めて使用されておりこれは誤りだ。しかも、偽造防止とミツマタには大きな関係はない。
このほか、日本の紙幣は製造コストが高いので偽札を作ろうとすると割に合わないという人もいるが、それも誤りだと主張。また、偽札鑑定機がないというのも間違いで、自動販売機などは偽札を鑑定する機能が付いているので目立たないだけだと指摘している。
実際のところ、日本でも時折偽札に関するニュースが出ており、全くないとは言い切れないが、中国のように偽札が流通している状況は存在しておらず、記事の主張も完全に的を射ているとはいいがたい。しかし、現金の信頼性がここまで高いことがキャッシュレス決済の普及の足かせになっている側面はあるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
