お元気でしょうか。揚げ物だったら卵でとじればALL Okな企画、「強制卵とじ」です。

困ったときは、卵でとじれば大体良くなりますよね。

今回の卵とじなターゲットは、マクドナルドの『スパイシーチキンマックナゲット』。単体でも唐辛子とコショウがばっちり辛いマックナゲットなのですが、さらに辛くておいしい『ハラペーニョチーズソース』と併せた卵とじ丼を作ってみたいと思います。

合うのか不安

『ハラペーニョチーズソース』は、6月17日に辛いチキンマックナゲットと一緒に登場したピリ辛の期間限定ソース。しびれる辛さの『黒麻婆ソース』も一緒に登場しました。

■参考記事:マックの黒麻婆ソースで絶品チャーハンを作るコツ「〇〇を〇〇しない」
https://getnews.jp/archives/2590766

さてこのハラペーニョチーズソース、チェダーチーズを思わせる効能なコクのチーズソースがベースとなっています。青みを感じさせるフレッシュなハラペーニョの香り、そしてしっかりとした唐辛子の辛さが濃厚なチーズと見事にマッチしています。

ただ、これを甘めの醤油つゆと絡めた卵とじに合わせられるのでしょうか? メキシコ方面と和食が融合するのかどうか、いささかの不安がつきまといます。

調理はめっちゃ簡単

不安はさておきつつ、かつ丼と同じ手順で調理を進めていきましょう。

カツ丼のタレは、<水+麺つゆ+砂糖>または<水+醤油+砂糖+粉末だし>で簡単に作れちゃいます。

今回の調理では以前に富士そばさんから頂いた「かつ丼のたれ」を使わせてもらってます。

■参考記事:富士そば公式のかつ丼タレ(本物)で「強制卵とじ」しまくってみた / タレレシピも公開
https://getnews.jp/archives/2499509

スライス玉ねぎとタレがひと煮立ちしたら、ナゲットを並べましょう。

並べたナゲットの上に、ハラペーニョチーズソースを載せていきます。なんだろう、この見た目(笑)。

溶いた卵をかけて、1〜2分で完成です。

まさかのマッチング! 本当に美味い

「かつ丼の味付けにハラペーニョチーズソースは合わないのではないか」―そんな懸念を抱きながらいざ試食してみましたところ……見事に美味い。これ、めっちゃ合います。

甘いかつ丼のタレとスライス玉ねぎにふっくら卵、これらすべてスパイシーチキンマックナゲットとの相性、間違いなし。

ここに濃厚なチーズが旨味として加わっても、ダシと醤油の味わいを損なうどころかしっかりと調和。見事な和洋折衷です。チーズチキンカツのかつ丼といったおもむきです。

そしてチーズソースからは漂うハラペーニョの爽やかな香りで「あれ?! なんかこの感じ、覚えがあるぞ」と記憶を揺さぶられます。よくよく考えてみると、ハーブのように香る唐辛子は七味唐辛子の感じとよく似てるんです。

メキシカンぽくも和と調和した卵とじ、これは絶品です。辛いですけどね!

ただし、ハラペーニョチーズソース単体とライスだけではちょっと合わないかも。チーズと唐辛子とライスだけでは主役不在の感が否めません。やっぱり、ナゲットありきの仕上がりなのですね。

余談ですが、黒麻婆ソースは単品でもライスと相性がいいのです。こんなところにもソースの性格の違いが出てますね。

意外な組み合わせかもしれませんが、しっかり美味しい絶妙バランスの「辛ナゲット卵とじ丼・ハラペーニョチーズソース」でした。余裕のある方は是非ともお試しください。

■ガジェット通信「強制卵とじ」企画一覧
https://getnews.jp/tag/%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8D%B5%E3%81%A8%E3%81%98

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