[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2020年3月11日放送「徹底ツイキュウ!なるほどニュース」のコーナーで、留守番中の子供達を守る防犯ポイントを紹介していました。

新型コロナウイルス拡大の影響で、多くの学校が休校となりました。子供に留守番をさせている家庭も増えているでしょうが、防犯には気をつけていますか?番組が専門家に聞きました。


何を注意すればいいのか(画像はイメージ)

実際に声掛け事案も起きている

広島では、コロナで休校中の児童に声かけをした、という事案がありました。

番組によると、3月9日16時50分ごろ、安佐南区の住宅に、2人の男が現われたということです。留守番をしていた小学生の男の子に、ベランダ越しに「お母さん、おるん?」と声かけをしたとのこと。男の子が「仕事でいない」と答えたところ、2人組の男が「こっちへ来て」と話しかけてきたようです。

男子児童が「いやだ」といって室内に隠れたところ、男たち2人組は去って行きました。

一斉休校ということで、男の子は1人で留守番。男たちの目的はわかっていない、ということです。

県内で起きた自宅にいる子どもへの声かけは、去年は5件、一昨年は6件。その目的は、家に入り金品を盗む、子どもへのいたずらなど。

玄関を叩いて開けろ、というものや、トイレを貸してほしいなど声かけの内容というのも様々です。

留守番時の防犯ポイントを、安全インストラクターの武田信彦さんに伺いました。

まず大事なのはカギかけの習慣化。続いてもう1つは、子どもは電話などに対応しないということです。留守電や転送サービスを利用すると良いんだそう。

また、保護者との連絡手段を用意、ということでした。携帯電話が望ましいのですが、キッズ携帯やフィルタリングなどしっかり対策すると良いということです。

さらに、逃げ込める場所の確認が重要。子どもになじみがある場所を調べておいたり、近くの保護者同士で協力しあうのが大切だということです。

子どもの安全を守るため、防災ポイントをしっかりと押さえておきたいですね。

(ライター:tama35)