最悪ガラスが割れたりボディにシミも! 夏が洗車に不向きな理由と注意点3つ

洗車する場合は部分ごとに行うのが得策
お手入れ好きの方なら常識かもしれないが、夏というのは洗車に不向きなシーズンだ。その理由はもちろん熱。昨今は酷暑だけになおさらで、注意しないときれいになるどころか、逆効果のこともあるので注意が必要だ。実際どうなるかも含めて、注意点をまとめてみた。
1)晴れの日を避ける
あまりに暑いと、水をかけてもすぐに蒸発してしまう。かなり水をかけて、ボディを冷やしたつもりでも、すぐに高温になってあっという間に乾くから手の施しようがないといっても過言ではない。

では、なぜ乾くとよくないのか? 水道の水にはカルシウム分が含まれていて、乾くとシミみたいに白く浮き出てくる。軽いレベルなら拭けば取れるが、焼き付いたようになると、塗装自体を侵して取れなくなってしまうから。またシャンプーも同様で、洗剤とはいえ化学薬品の一種だけに、塗装にダメージを与えてシミになってしまうことがある。

どうしても晴れた日に洗車したいときは、フロント、ルーフ、リヤと分割して作業するといい。たとえばボンネットとフェンダーだけにして、水をかけて十分に冷やしたうえで、シャンプーかけてすすぎ、拭き上げたらルーフへといった感じだ。
2)ワックスがけも暑い日にはしない
ワックスをかけた際に起こるムラの原因のひとつは塗装表面に焼き付いてしまったワックス分だ。固形は乾く前に拭き取るのが基本とされるが、これは乾くとムラになってしまうから。真夏の場合はすぐに拭き取ったつもりでも乾いてしまい、結果的にムラになってしまう。

コーティングの場合はしっかりと乾燥させてから拭き取るタイプのものもあるが、この場合も乾き過ぎ(定着し過ぎ)になるので、過剰に塗装表面に定着して結果的にムラになってしまう。
クルマのガラスが割れることも!
3)ウインドウに水をいきなりかけない
ガラスのコップにいきなりお湯を入れると割れるが、その逆でも割れる。つまりガラスというのは急激な温度変化に弱く、真夏の日光で熱せられたウインドウに水をかけると同じように割れることがある。
コップとは比べものにならないほど厚いので神経質になることはないが、問題はキズがある場合。キズというのはその部分だけ強度が落ちているわけで、いきなり水をかけるとそこから一気にヒビが入ることも。どうしても水をかけたい場合は、少しずつゆっくりと様子を見ながらにしよう。

ちなみに洗車ではないが、冬場のフロントウインドウが凍るようなときに解かそうとして、デフォッガーを最強にして暖かい風を当てると割れてしまうことがある。またその昔、ガラスレンズのライトが主流で品質があまり良くなかった頃、突然の夕立に合うと急に冷やされて割れるということもあった。

以上の3つが注意点だが、結局のところ、夏の晴れた日。とくに直射日光が当たる場所での洗車は避けるというのが基本中の基本であり、重要でもある。どうしても行ないたい場合は、曇りの日や夕方以降。また屋根がある場所で行なうほうがいい。水をかけるにしても、ゆっくりと様子見ながらにしよう。




