著名人の恋愛事情やモテの秘密を知りたい…! そんなゴシッピーな魂胆でスタートした連載企画「モテ凸」。

久々の更新となってしまいましたが、めちゃくちゃ恋愛観を聞いてみたい人が見つかりました。

ビッグダディです。


【林下清志(はやしした・きよし)】1965年生まれ。2006年からテレビ番組『痛快!ビッグダディ』シリーズに出演し、人気を博す。現在は東京都内で「リラクゼーションきよし」を営んでいる。1991年に最初の妻と結婚して以来、婚姻歴は「バツ7」

『痛快! ビッグダディ』シリーズでのその勇姿(?)を知っている方は多いと思いますが、シリーズの放送終了後も、2014年に5回目の結婚、2015年に6回目の結婚、2016年に7回目の結婚(のちに離婚)をしているのです…!

「あまり恋愛をしない」といわれるR25世代とは、ある意味真逆の存在な気がするダディ。

取材してみると、ある意味で過去イチすごいお話が飛び出してきました。

〈聞き手=天野俊吉(新R25副編集長)〉

ビッグダディの「口説き術」がロマンチック


おなじみのスタイルで、ビッグダディが登場

天野:
ビッグダディは…やはり昔からモテてたんでしょうか?

ビッグダディ:
いやいや、そんなことないよ。高校生までは柔道ばっかりしてたしね。

天野:
そうなんですか? てっきり生まれついてのプレイボーイなのかと…

ビッグダディ:
おれはモテはしない。ただ、口説くのは上手だよ

これは才能なんですよ。

天野:
ほう…新R25読者のために、ぜひ「口説き方」を聞いてみたいです。

ビッグダディ:
まず、すべての女性は絶対に口説かれたいんですよ。



天野:
そうかなあ…本当ですか?

ビッグダディ:
本当だよ!!

ただし…ただ口説くだけじゃダメだね。一生懸命口説いてくれないやつには女性も落ちたくないんですよ。

天野:
一生懸命って…? もうちょっと具体的に教えてください。

ビッグダディ:
いい? よく聞けよ? 「一生の思い出をつくってあげるつもりで口説く」んだよ。



ビッグダディ:
その女の子が40歳、50歳になって、旦那からも「うるせえなあ」みたいな扱いを受けるときがくる。

そのときに、「25歳のころ、『お前みたいなかわいい女見たことない』って口説かれたなあ」って思い出すんだよ。

そういう“美しい人生の思い出”になるんだと思って一生懸命口説くこと。

天野:
おおお、なんかロマンチック…!

そういうつもりでいけばうまくいくんですか?

ビッグダディ:
そうだね。もしどうしてもダメだったら…

その隣にいる子に「じゃあお前でいいや!」っていけばいいよね。


「その場で隣にいた子にスライドすればいい」理論

天野:
めちゃくちゃじゃないですか!

ビッグダディ:
うん。「バカじゃないの?」って言われるだろうね。

でも、それでもダメだったら今度は隣の店に行って口説けばいいだけだから。何もためらう必要はない。


今日の取材は全然参考にならない気がしてきたぞ!

異性を“スペック”として理性で見てはいけない

天野:
やはり、めちゃくちゃ積極的なんですね…

最近のR25世代のなかには、男女ともに「恋愛ができない」と悩んでいる人が多いそうなんですが、何かアドバイスはありますか?

ビッグダディ:
理性で考えないことだね。

恋愛みたいに本能でやることって、頭で考えすぎると満足できなくなっちゃうんだよ。



ビッグダディ:
いつからか男も女も理性的になって、本能の分野にも理性を持ち込むようになったよね。

天野:
なるほど…

ビッグダディ:
たとえば俺、賞味期限が切れてても平気でなんでも食べるんだけど…

天野:
なんの話ですか?


「いいから聞けって!」

ビッグダディ:
最近みんな、食べ物の賞味期限が1日切れてたら「もう食べない」とか言うでしょ。

でも生き物なんだからさあ、ちょっとニオイをかいでみる、舐めてみるっていう本能はどこいったんだよ?って思うね。

女の子見るときもそう。「顔はかわいいのか」「頭はいいのか」「スタイルはどうなのか」って、理性で見ていいとか悪いとか言ってるでしょ。それってちょっとヘンだよね。

天野:
俯瞰して見ててもダメだと。それは納得感ありますね…

ビッグダディから見た、最近の男女の恋愛観



天野:
ほかに、最近の若者の恋愛を見てて思うことはありますか?

ビッグダディ:
ま、男も女も変わったよ。

今の男は「謝れない」よね。昔の男は、彼女に悪事がバレたら謝れたんだよ。それは女に「しょうがないわねえ」っていう包容力があったから。その包容力を信じて謝れたの。

逆に今の女は「許せない」。携帯イジってるだけで「誰にLINEしてんのよ?」なんて言うでしょ。女がそうだと、男はますます謝りたくなくなるよね。

天野:
「謝れない」と「許せない」がループしてる感じなんですね。

ビッグダディ:
でも結局、女性の包容力や寛容な気持ちを奪ったのは男だと俺は思ってる。

天野:
なぜですか…?

ビッグダディ:
今の男があまりにセックスがヘタだからだよ。


天野:
そこですか…!?

ビッグダディ:
そうだよ!!

だから2017年に、“性教育AV”をつくったの。タイトルは『教えてビッグダディ!! 林下清志のHow to SEX!!』! 

俺がちゃんと教えてあげないと、日本の国力が落ちると思ってね。

天野:
日本の国力のために…!

ビッグダディ:
若い子たちの性の話を聞いてると、全然ダメなんだよ! たとえば穴(※以下、書けません


もう…ビッグダディが止まらない…

男と女は「マンネリ」を目指すべき

ビッグダディ:
よく雑誌のインタビューで、「男と女はどのように付き合うべきでしょうか?」ってきかれるんだけど、俺は「男と女はマンネリを目指すべき」だと思ってるのね。

天野:
マンネリでいいんですか?

ビッグダディ:
そう。日常的な生活のなかで、ケンカをしたり、たまに映画で涙してるところを見て「こいつかわいいな」って思ったりする。

それが一番素敵なことじゃない?

天野:
そうですね…穏やかな…

ビッグダディ:
「お前、明後日の長女の参観日行けるか?」「私だめよ」「バカ俺だって」っていう何げない会話を、腰を振りながらできるようにならなくちゃ。


腰を…

ビッグダディは悩まない

天野:
ビッグダディは今「バツ7」なんですよね。恋愛や結婚に関して、悩むことはないんでしょうか?

ビッグダディ:
ない。恋愛に限らず俺は悩まないね。

みんな、なんで悩むんだろう?

天野:
思い通りにならないからじゃないですかね。

ビッグダディ:
でも、悩んで思い通りになることなんてないだろ?

俺が悩んだだけで日本の経済が上向いたり北朝鮮問題が解決したりするなら、1週間寝ないで悩むけどさ。



ビッグダディ:
俺、今まで嫁が「出ていく」って言っても1回も止めたことないよ。

それで悩みもしない。びっくりはするけどね。

天野:
落ち込んだりしないんですか?

ビッグダディ:
なんで落ち込む必要があるの?

男ってそういうとき、自分を責めたりするでしょ。それはわかるんだけど…

嫁はそのほうが幸せになれると思って、幸せになるために出ていくんでしょ。だったら出ていったほうがいいじゃない?



天野:
本当に…世間体を気にしないというか、自由に生きられてるんですね…

ビッグダディ:
そうなのかね?

恋愛や結婚ができないって話があったけどね、恋愛感情なんてしょせん“後付け”だし、結婚もたかが“制度”でしょう。

天野:
その言葉に救われる人もいる気がします。

ありがとうございました!


「こんな話、大声でしちゃって大丈夫だったかな?」…今さら言わないで!

いやあ、圧倒されました。やっぱりエネルギーがすごい。

ビッグダディの恋愛観はいまのR25世代のそれとは真逆なんじゃないか?と思いきや、恋愛も結婚も世間の目にしばられず自分の信念をつらぬくその姿は、ある意味これからの時代にふさわしいスタイルなのかも。

〈取材・文=天野俊吉(@amanop)/撮影=いしかわゆき(@milkprincess17)〉

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