<ロブ・ブラント×村田諒太>ブラントを攻める村田(撮影・北條 貴史)

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 ボクシングのダブル世界戦が12日、エディオンアリーナ大阪で行われ、WBA世界ミドル級タイトルマッチでは前王者で同級4位の村田諒太(33=帝拳)が王者ロブ・ブラント(28=米国)に2回TKO勝ち。米ラスベガスでの王座陥落から266日目の再戦でリベンジを果たし、失ったベルトを取り戻した。

 昨年10月、米ラスベガスでの初戦は8〜10点差をつけられて0―3の完敗。気持ちは「98%ぐらい」引退に傾いた。だが、「あのボクシングが集大成でいいのか?」と自分に問い掛けた時、答えはNOだった。

 米ラスベガスから故郷・奈良に近い大阪に舞台を移しての再戦。「これが最後の試合になるのか、村田をもっと見たいと言われるのかジャッジされる試合」と覚悟を持って臨んだ大一番。世界王座から陥落した日本人の再戦での王座返り咲きは過去に14回トライして4回しか成功していない“難関”だったが、見事に突破してみせた。