by Sean Do

オンラインゲームなどでは、実力が近しいプレイヤー同士で対戦が組まれるようにするために、プレイヤーにランクやレートといった「プレイヤーの腕前を数値化した指標」を設定することがあります。このプレイヤーランクを自分以外の高ランクプレイヤーにプレイしてもらうことで上げることを「ブースティング」と呼ぶのですが、このブースティングが日本の隣、韓国では法律で禁止されることとなるようです。

South Korean law to punish boosters passes in the National Assembly | Dot Esports

https://dotesports.com/overwatch/news/south-korean-law-to-punish-boosters-passes-in-the-national-assembly



South Korea criminalizes ‘boosting’ with new law - Polygon

https://www.polygon.com/2018/12/9/18133391/south-korea-boosting-esports-league-of-legends-law

Dot Esportsが報じるところによると、韓国で2017年6月に提案された「ゲーム産業振興法改正」には、ブースティング行為を行った者に対して約2000万ウォン(約200万円)の罰金および2年の懲役刑が科せられることとなるそうです。

韓国ではオンラインシューティングゲームのオーバーウォッチやリーグ・オブ・レジェンドといった対戦ゲームが人気を博しているのですが、高ランクプレイヤーが低ランクプレイヤーのレーティングを高めるブースティング行為に手を染め金銭を受け取るケースが多発しているとのこと。これを取り締まるため、韓国政府がゲーム業界と協力して提案したのがゲーム産業振興法改正。韓国のみならず世界的に人気の高いオーバーウォッチやリーグ・オブ・レジェンドといったタイトルを守り、不正行為を法的に取り締まるため、政府主導での規制が行われようとしているわけです。



ブースティング行為はプレイヤーのスキルをランク付けするゲームで問題となるもので、こういった不正行為によるランク上げは「通常の遊びの流れを妨害するものである」ため政府による法整備が行われようとしているとのこと。韓国ではオーバーウォッチ リーグに参戦するレベルのプレイヤーもブースティング行為に手を出しており、過去にはフィラデルフィア・フュージョンに所属しているSADO選手が30試合の出場停止処分を科されたり、Dallas Fuel所属のOGE選手が4試合の出場停止処分を科されてたりしています。

OGE SUSPENDED - The Overwatch League



韓国のゲーム産業振興法改正は6カ月以内に発効され、「ゲーム関連産業によって承認されていない方法でゲームのスコアやパフォーマンスを獲得するサービスを手配することが、ゲームの通常のオペレーションに影響を及ぼす場合」が、ブースティング行為として罰せられることとなる見込みです。