ネズミが自らの体をこすって洗う!?(画像は『Metro 2018年1月29日付「Rat caught on camera taking a shower like a human」(Picture: Caters)』のスクリーンショット)

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思わず二度見してしまうほど目を疑うような動画がペルーから投稿された。ネット上でたちまち拡散すると、『Metro』『Mirror』『USA Today For the Win』などの英米メディアでも取り上げられた。

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ペルーのアンカシュ県ワラス市に暮らすエレクトロニックDJのホセ・コレアさん(36歳)は1月27日の朝、シャワーを浴びるために浴室へ行くと信じられない光景を目の当たりにした。

浴室のシンクで1匹の小さな野生のネズミが後ろ足2本で立ち、まるで人間のように体を洗っていたのだ。ホセさんが録画した動画によると、ネズミは洗剤もしくは石鹸を泡立てて頭から脇の下を含め体全体を器用に洗っている。わずか30秒ほどの動画だが、何度も見ずにはいられないほど信じられない動きをしている。

ホセさんは「まるで人間みたいでした。私は動物が大好きなので傷つけたくなくて、そのまま静かに動画に収めていました。30秒ほどネズミは体を洗うと逃げて行きました」と話している。ネズミといえば残飯を漁り下水道に棲みつくようなイメージだが、少なくともこのネズミを見る限りそうとは言い難い。

1月28日にホセさんは自身のTwitterやYouTubeにこの動画を投稿するとたちまち拡散し、わずか数日で13万以上の再生回数となった。世界中の人々から多くのコメントが届いたことに、ホセさんは「動画がこんなに人気になるなんて思ってもいなかった」と明かしている。

また世間からは「なんて珍しい映像なの」「カメラを向けられていることを意識しているようにも見えるね。本当に人間みたい」「ネズミの体をした人間なのか」「脇の下までゴシゴシ洗っているのがすごい!」「人間を見て真似たのかな」「ちょっと、可愛い」といった声があがった。

しかし、やはりこの動画を「フェイクでは?」と疑う人も現れた。一部のユーザーから「フェイクだと指摘できる点が見当たらない」といった意見もあがったが、別のユーザーが「ネズミの尻尾はどこ?」ともっともな質問をホセさんに投げかけた。可愛さに目を奪われてしまう人が多い中で、そのユーザーは「自分はネズミを飼っている。ネズミの尻尾は長いから体の後ろに隠れているとは考えにくい」と指摘。するとホセさんは、この動画がフェイクであることを認めた。

「そんなに真剣に受け取らないでください。尻尾のことを尋ねてきたのはあなただけですよ。ユーモアがある動画でしょう? どうかフェイクだということに怒ったりしないで、リラックスして笑顔で見てください。」

この動画は世界中に拡散されたために、イギリスのテレビ番組でも取り上げられた。 29日に放映された『Good Morning Britain』の司会者ピアーズ・モーガンさんは、共同司会者のスザンナ・リードさんが「動画は本物」と主張する横で「みんなフェイクニュースに騙されてバカバカしいったらない」と話していたという。

画像は『Metro 2018年1月29日付「Rat caught on camera taking a shower like a human」(Picture: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)