Galaxy S7 edgeで本格的なRAW現像ができる!パソコン不要のアプリと使い方はコレだ

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前回に引き続き、NTTドコモとauが発売している「GALAXY S7 edge」(サムスン電子製)のカメラ機能チェックを行う。
今回は、スマートフォンだからこそできるRAWデータの取り扱いについて紹介していく。

Galaxy S7 edgeに搭載されているカメラは、デジカメ並みのレスポンスでの撮影や、料理やスイーツの撮影など多彩な撮影モード、イメージセンサーの情報をそのまま記録するRAWデータ保存などの特徴を持つ。

こうした機能は、もちろんデジカメにも搭載されているのだが、普段持ち歩くスマートフォンに搭載されていることに大きな意味がある。

今回は、さらにデジカメではできないスマートフォンならではの、RAWデータの取り扱いについて紹介していこう。

そもそもRAWデータというものは、イメージセンサーの「生(=RAW」」データを記録したもの。そのデータはピクセル単位の輝度情報だけの、いわば現像前の「フィルム」のような状態のデータだ。
Galaxy S7 edgeのRAWデータは、約24MBもある巨大なもの。このデータから写真を取り出すには、フィルム同要に「現像」処理を行う必要がある。

前回はその処理をパソコン用ソフト アドビ「Photoshop Lightroom」で行った。
というのも、パソコンなら巨大なRAWデータを処理に適しているからだ。

しかし、実はこのRAWデータ現像をスマートフォンのアプリでも行うことができる。

最初に紹介するのがパソコンで使用したPhotoshop Lightroomのモバイル版「Adobe Photoshop Lightroom」(以下、Lightroom)だ。
このアプリはパソコン版と同様の現像処理が行えるほかに、内蔵カメラでRAW記録することもできる。



では、実際に現像処理を行いながらその機能を見ていこう。まずはこのRAWデータから空の青みを強調して印象的な写真に仕上げてみたいと思う。



現像処理方法としては、まず白く見える空から青の 「輝度」を下げ、青みを強調してく。青のアイコンを左に動かせば暗く、右に動かせば明るくなる。同様に青の「彩度」も上げる。



ホワイトバランスから色温度のパラメーターを下げて全体的に青みを出してみた。なお、この処理は「青を強調するためのパラメーターとして、ホワイトバランスも使える」というひとつのアイディアとして受け取って欲しい。



シャドウやハイライト、白レベル、黒レベルといったパラメーターで、階調を調整する。
黒くつぶれている部分を持ちあげて明るくしたり、その逆に黒く潰したりすることで写真にメリハリをつける。



完成したデータはJPEGデータとして保存しておくこができるので、SNSなどに投稿も可能だ。
なお、今回の調整でRAWデータ自体は変更しているわけではないので、設定を初期化してもう一度違った現像処理を施すこともできる。

続いて紹介するのは画像編集アプリ「Snapseed」だ。
このアプリは編集機能と多彩なフィルター機能で人気があるのだが、最新バージョンではRAW現像をもサポートするようになった。



Snapseedの基本操作は、上下スワイプで項目を選び、左右スワイプでその効果をつける。RAW現像はLightroom同様にホワイトバランスやトーンのコントロール、露出(全体的な明るさ)の調整が可能だ。



現像処理では、ホワイトバランスを変えるだけで、写真の印象を大きく変えることができる。
ホワイトバランスは、夕暮れを強調したり、朝の涼しさを強調したりと、写真のイメージ作りに利用できる。



現像処理終了後には、フィルター機能を利用して写真を仕上げることもできる。



「全体的にやりすぎたかなあ・・・」と思ったら、フィルター処理をかけた後でも、もう一度、現像処理に戻りトーンやホワイトバランスを調整し直すこともできる。
この使い勝手の良さがSnapseedならでは。
もちろん、もととなるRAWデータには変更が加えられていないので、何回でもやり直すことができる。

今回紹介したように、Galaxy S7 edgeはアプリを変えて柔軟にRAW現像を楽しめるという点が、デジカメにはない優れた機能だといえる。
パソコンを使わなくても本格的にRAW現像ができ、すぐにSNSやブログにアップできる点も、スマートフォンだからこその便利機能だ。


記事提供:クチコミjp(http://kuchikomi-web.jp/blog)