コン・ユ主演「新感染 ファイナルエクスプレス」カンヌを唸らせたゾンビ大作…今年初の1000万人突破となるか(総合)
本作は前代未聞のゾンビウイルスが蔓延した韓国で、ソウル駅を出発した釜山行きKTX(高速列車)に乗った人々の生存をかけた激しい死闘を描く100億ウォン台の大作映画。今年5月に行われた第69回カンヌ国際映画祭でミッドナイト・スクリーニング作品として上映され、執行委員長から「歴代最高のミッドナイト上映」という絶賛を受けながら、話題を集めた。
コン・ユは「カンヌで映画を初めて見て、監督との出会いを思い出した。当時監督が僕に話してくれた内容が映画にしっかり反映されていた。僕が懸念していた部分をうまく作ってくださり、ありがたかった」と作品に対する満足感を示した。
またコン・ユは「シナリオを読んで映画が商業的にどれくらい成功するかを予測する能力はあまりない方だ。シナリオ自体から伝わる完成度、組み立てが緻密だという感じはあった。『新感染 ファイナルエクスプレス』で俳優人生15年にしてカンヌ映画祭に行けるとは思わなかった」と明かした。
コン・ユは出演のきっかけについて「初めてすること、挑戦をしたいと思う方だ。『新感染 ファイナルエクスプレス』が成功しようとしまいと、挑戦の記録は残るはず」と俳優としての所信を明かした。
俳優たちの演技を見る面白さも欠かせない。コン・ユは大作映画の中でも繊細な感情を表現しながら俳優としてステップアップした。コン・ユの娘を演じたキム・スアンは抜群の演技でカンヌの人々を魅了し、夫婦役を演じたマ・ドンソクとチョン・ユミは登場するたびに客席から笑いがこぼれた。他にもキム・ウィソン、チェ・ウシク、アン・ソヒ(元Wonder Girls ソヒ)の安定した演技も映画をより豊かにした。
何よりゾンビの具現化が映画の成否のカギだろう。韓国映画の技術力を総動員したCGとパク・ジェイン振付師によって誕生したゾンビの動きも“前代未聞の大作映画”というタイトルに相応しい完成度を誇る。
コン・ユも「主にハリウッド映画で感染者(ゾンビ)を見るが、東洋人にも似合うかどうか心配した。しかし、テスト撮影の時からリアルで怖かった。撮影で実際に驚くほどすごかった。感染者を演じた方々が俳優としての誇りを持ってしっかり演じてくださり、演技にもっと没頭することができた」と言い、期待を高めた。
ヨン・サンホ監督は実写映画の演出にチャレンジしたことに対して「最初は実写映画を演出する気はなかったけれど、周りの俳優、スタッフ、観客の方々から実写映画を演出してはどうかとよく提案されていた。多くの方々が『豚の王』や『サイビ』のような実写映画を演出するだろうと予想していたと思うが、そうしたくはなかった。むしろ実写映画は従来と異なる映画を作りたかった」と打ち明けた。
「新感染 ファイナルエクスプレス」は長編アニメ「豚の王(The King of Pigs)」「サイビ(The Fake)」で鋭い風刺と演出力を披露したヨン・サンホ監督の初となる実写映画だ。韓国で7月20日に公開される。
