フレッシャーズ編集部

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社会人になるにあたって、自分自身の働き方について、模索中の方もいらっしゃるかもしれませんよね。正社員、非正規社員、独自のビジネスの起業などさまざまな働き方があるなかで、平均年収からみる正社員の特徴についてまとめてみました。


■正社員の平均年収はどのくらい?

毎年定期的に公表されている「民間給与実態統計調査」(国税庁)によれば、平成26年分における正社員の平均年収は478万円となっており、給与所得者全体の平均年収415万円よりも、約63万円高くなっています。また、正社員の平均年収を派遣社員や契約社員などの非正規社員の平均年収と比べれば、308万円ほど高くなっていることが分かります。さらに、男女別に見てみると、男性正社員の平均年収は532万円、女性正社員の平均年収は359万円となっており、その差は173万円とかなり開きがあるのが実状です。

なお、全給与所得者が4,756万人であるのに対し、正社員は3,104万人で、正社員が占める割合は全体の約65%にあたります。また、全正社員のうち約68%は男性が占めており、具体的には、男性2,124万人、女性980万人が正社員として働いているという調査結果が報告されています。

■平均年収のピークは50代前半

正社員として就職し、長く働き続けるほどそのメリットを享受することができることから、男女とも50歳から54歳の50代前半で、生涯における年収の最高額に達する傾向が見られます。給与所得者全体の年代別の推移を見ると、平均年収は40代後半から50代にかけて480万円から490万円台に達し、男女別でみると、男性の平均年収は600万円台、女性の平均年収は400万円台にのぼります。

また、勤続年数で比較してみても、勤続35年を迎えるまでは、コンスタントに平均年収は増加傾向となっており、勤続30年から34年の時点で、平均年収は最高額651万円に達しています。男女別でみると、男性は739万円、女性は401万円となっており、男性のほうがひとつの就職先で勤務し続けることによるメリットを得られやすい結果が数値上ではっきりと見て取れます。

■正社員としての年収でできる貯蓄額は?

平均年収は、あくまでも額面の金額ですので、所得税や社会保険料などが控除され、日々に必要な食費や各種経費を除いた場合、実際にはどの程度貯金ができるのか気になるところですよね。ある会社のインターネット調査によれば、貯金の金額を100万円単位でリサーチした場合、正社員のうちもっとも多い約34%の方が100万円未満、約20%の方が500万円以上の貯金をしているとのアンケート結果が出ています。また、100万円以上500万円未満の貯金をしている人もそれぞれ10%程度みられ、合計で約37%に達しています。正社員のうち、約6割の人が100万円以上の貯金をおこない、将来の結婚やマイホーム購入などに備えていることが分かりますね。

正社員を選択した場合の平均年収について、だいたいのイメージがつかめましたでしょうか。自分が社会人として挑戦してみたい仕事と、将来のライフプランに沿った資金計画を総合的に考えながら、自分に合った働き方を見つけてみませんか。