格安スマホの主戦場は3万円台から2万円台に!? 2万円台の格安スマホはこれが買い

格安スマホで最も売れている価格帯は、3万円台というのが相場だった。
しかし、ここ最近、さらに安い2万円台で高性能な格安スマホが登場しはじめているのだ。
●2万円でも十分な性能を持っている格安スマホ
昨年、格安スマホが一気に普及した一因には、その価格帯にあった。
キャリア向けスマホが軒並み5万円以上するのに対して、格安スマホは3万円台でも十分に使えて、満足できるモデルが存在していた。
そのため、「お小遣いでも買いやすい」、「試しに買ってみたら、意外と良かった」という評価が広がった。
しかし、いま、格安スマホの主力となる価格帯が2万円台にまで下がってきているのだ。
・人気No1、売り上げトップモデルが値下がり HUAWEI P8lite
実売価格 2万6000円前後
視野角の広いHDディスプレイを搭載した5インチスマホ。
オクタ(8コア)コアを採用し、さくさくした動作が特徴となっている。
全世界で1000万台以上の販売実績を持つ、人気モデルだ。

HUAWEI P8lite
ディスプレイ:5.0インチ HD
CPU:オクタ(8コア)コア
RAM:2GB
ROM:16GB
メインカメラ:1300万画素
・クラス最大3GB メモリ搭載でも安い AS01M Phone
実売価格 2万5000円前後
動作メモリを他社より多い3GB搭載し、複数のアプリを同時に使っていても警戒な動作が期待できる。
高級感のあるアルミフレームを採用しているのも見逃せない。

AS01M Phone
ディスプレイ:5.0インチHD
CPU:クアッド(4コア)コア
RAM:3GB
ROM:16GB
メインカメラ:500万画素
・1ランク上の32GBストレージ内蔵 FREETEL MIYABI
実売価格 2万円前後
手頃な価格に対して、2万円台スマホでは珍しい、本体保存メモリ32GBを採用している。
そのため、音楽聴き放題サービスや、映像観放題サービスの保存に有利なモデルだ。
とてもコスパの良いモデルと言えよう。

FREETEL MIYABI
ディスプレイ:5.0インチHD
CPU:クアッド(4コア)コア
RAM:2GB
ROM:32GB
メインカメラ:1300万画素
・Windows Phoneの格安スマホ FREETEL KATANA02
実売価格 2万円前後
格安スマホの中では珍しく、AndroidではなくWindows 10 Mobileを採用。
Windowsパソコンとの親和性が高く、仕事で利用する際に、パソコンに近い環境で使える。
また、外部ディスプレイやテレビと接続することで、本格的なパソコンのような感覚で利用できるのもポイントだ。

FREETEL KATANA02
ディスプレイ:5.0インチHD
CPU:クアッド(4コア)コア
RAM:2GB
ROM:16GB
メインカメラ:800万画素
●2万円台の格安モデルは実用性が高い「使える」スマホだ
これら2万円台スマホにおける共通点は以下だ。
・5インチクラスでHD解像度のディスプレイで見やすい、キレイ
・クアッドコア以上のCPU搭載でキビキビ動作
・動作メモリ(RAM)が2GB以上でサクサク操作
・当然、LTE通信に対応で通信も安心
これから言えることは、つい少し前まで3万円台で売れていた性能の格安スマホの価格帯が、1段階下がってきたことを意味する。
対して、今の3万円台のモデルは、カメラ性能向上や、防水、おサイフケータイ搭載など、基本性能にプラスアルファの機能が加わったモデルが多くなってきている。
したがって、今や「普通に使える」格安スマホを狙うのであれば、2万円台でもじゅうぶんなのだ。
2万円台の格安スマホは安かろう悪かろうモデルだと思っていると、思わぬ損をするかもしれない。
これからの2万円台スマホは、まさに狙い目なのだ。
・HUAWEI P8lite|HUAWEI
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・FREETEL MIYABI|FREETEL
・FREETEL KATANA02|FREETEL
布施 繁樹