鬼才安藤忠雄、何もないところを次々観光名所にし活性化させる
2月6日放送、「ウェークアップ!ぷらす」(日本テレビ)では、地方創生を続ける男の挑戦について。建築家・安藤忠雄が地方創生に挑んでいる。安藤が挑むのは北海道。農業が盛んだが、観光のほうが上回る。東京についで宿泊者数は2位となっている。
北海道新幹線が開業するので、これからさらに盛り上がりが期待される。新千歳空港に安藤が降り立つ。彼が依頼されたのは大仏を覆うドーム。頭大仏として知られるこの大仏を通じて、北海道の魅力を伝えるのが安藤の仕事だ。
北海道小樽市は、かつてはニシン漁や石炭・海運業などで栄えていた。だが戦後は運河の役目が終わり衰退してしまった。しかし1970年代になると埋め立て論争が起こり、一部を埋め立てて遊歩道を整備したことにより観光客が大幅に増加した。現在では小林多喜二が働いていた旧北海道拓殖銀行小樽支店など、歴史的建造物も残る。
安藤忠雄がデザインを担当した1926年完成の旧北海道文書館別館は、3月18日にオープンして地元菓子メーカーのカフェ・ギャラリーに再生され、生まれ変わった。昔のものを大切に使い、さらに手を加えてその当時の人の考え方や生活がしのばれる建物を目指している。
安藤は、あるものをつかってそれを後世に伝えることを意識しながらデザインしているという。頭大仏については、北海道に頼まれたもので、鎌倉の大仏は奈良に比べて知名度が低いが、このような特徴の大仏は面白いと評判だ。安藤はイタリアやパリなどで昔の建物の修復を行っている。
安藤忠雄は建築家として有名で、光の教会や茨木春日丘教会、水の教会、風の教会など、荘厳で美しく、存在感がありながら美と統一感を感じさせる建築でも知られている。
他にも、安藤は、水の教会なども手がけている。「星野リゾート トマム」は、一時期老朽化した。観光客も減少したが、年間30万人以上が訪れる一大リゾートへと再生。夏にはテラスからの雲海の景色をPRして、部屋もファミリー向けにリノベーションした。冬には氷の施設も話題となり、人気に拍車がかかった。
また、白紙撤回された新国立競技場のデザインコンペの審査委員長を務めたことでも知られている。
