ヒトの動きは低調、モノの動きは好調──。運輸業界の2021年3月期決算はヒトを運ぶ業種とモノを運ぶ業種とで、さらに差が開く形となった。 「いったん小さい会社になってコロナを乗り切る」──。ANAホールディングス(HD)社長の片野坂真哉氏は連結純損益が過去最大の4046億円の赤字に陥った決算を振り返る。 同社は昨年10月時点で21年3月の旅客数がコロナ前から国内線で70%、国際線で50%まで回復