中国メディアのIT之家は11月29日、日本や韓国ではBluetooth(ブルートゥース)機能を持つ「自撮り棒」の販売が規制されたり、使用が禁止されているケースがあることなどを紹介したうえで、「なぜ日韓は“自撮りの神器”とも言える自撮り棒が歓迎されていないのだろうか」と論じた。

 記事は、韓国ではブルートゥース機能を持つ自撮り棒の販売が禁止され、違反した場合は3000万韓国ウォン(約313万円)以下の罰金が科せられる可能性があること、日本の一部テーマパークなどでも自撮り棒の使用が禁止されていることなどを紹介したうえで、「近距離無線通信規格のひとつであるブルートゥースによるほかの電波への干渉や体への悪影響が原因だとでも言うのだろうか」と疑問を呈した。

 自撮り棒はスマートフォンなどで写真を撮影するうえで、他人にシャッターを押してもらう必要がないとして、自撮り好きなスマホユーザーの間で人気を集めていると紹介。さらに、「旺盛な需要を背景にさまざまな自撮り棒も登場しており、なかには写真撮影前に身なりを整えられるよう鏡とクシが付いているものもあるほど」と伝えた。

 一方で記事は、ブルートゥース機能を持つ自撮り棒は、韓国では「通信機器」にあたるとされており、“技術基準適合証明”が必要となると指摘。基準に適合したブルートゥースであれば、電磁波が体に影響はほとんどないとしながらも、「基準に達していない製品であれば体に何らかの影響が出る可能性もある」とも指摘。

 韓国自撮り棒に対する規制が存在するのは、通信機器にあたるブルートゥースの品質を制御するためであろうと指摘したうえで、自撮り棒が高い人気となっている韓国において、「政府はどのようにして規制し続けるのだろうか」と疑問を呈した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)