夏を沸かせた奇跡の大逆転劇、敗れた小松大谷高校のその後
7月27日、夏の高校野球石川大会決勝での大逆転劇――。9回まで8-0と大量リードをしていた小松大谷高校の勝利はかたいと誰もが思った矢先の9回裏、星稜高校が猛反撃で9点を奪い、サヨナラ勝ちを挙げた。
テレビや新聞が「奇跡の大逆転」などと星稜高校を称えた一方、小松大谷高校選手達が抱いた失意のほどは想像に難くない。しかし、試合から2ヶ月以上が経った今、新チームへと移行した同校はこの敗戦を教訓に新たな一歩を踏み出していた。
28日、NHK「サンデースポーツ」では「まさかの敗北の"その後"〜石川 小松大谷高校野球部〜」と題し、8点差を逆転され甲子園出場の夢が潰えた小松大谷高校のその後を伝えている。
今月7日、2年生を中心としたチームへと移行した同校の部室にあるホワイトボードには、決勝戦のスコアが書かれていた。
番組のカメラに対し、部員の千田啓介さんは「全員入る部室なので入った時に見えるように。起こらないはずのことが起こってしまった。それをどう詰めていくかが大事になってくる」と語り、当時スタンドで応援していたという松下雄也さんは「あそこ(9回)で勝ったと思ってしまったことが負けの要因の一つ。勝負は最後まで何があるかわからないので気を抜いてはだめ」と戒めた。
また、試合に出場した下口玲暢さんも「(9回表に)三振してその後の自分の表情とかふてくされてる感じ。感情が表に出てしまったので、9回裏の相手の攻撃に繋がったと思います」と自らを責め、鈴木研志さんは「(9回裏)自分たちでフィールドだけのタイムをとって話し合うこともなかったですし、自分を持ててないというか自分達を失って全部持っていかれた」と悔やんだ。
以後、思ったことを言い合えるようなチーム作りに徹している同校は、松下さんが「あの9点差になっていく(8点差が詰められていく)雰囲気。その雰囲気を変えられなかったので誰か1人でも2人でもその雰囲気を変えようとする者が出てくるように」と語っている通り、練習中からチーム全員が積極的に声を出す。
27日には県大会で再び星陵と対戦した小松大谷高校。序盤4点をリードするも1点を返されピンチが続くと選手はすぐさまマウンドに集まり、ベンチからもげきが飛ぶ。
それでも試合は逆転を許し7-5で敗れたが、下口さんは「夏の反省を活かしてしっかりできたかなとは思います。最後勝ちきれませんでした。一つになってしっかり勝ち切れるチームになりたい」と手応えを語った。
テレビや新聞が「奇跡の大逆転」などと星稜高校を称えた一方、小松大谷高校選手達が抱いた失意のほどは想像に難くない。しかし、試合から2ヶ月以上が経った今、新チームへと移行した同校はこの敗戦を教訓に新たな一歩を踏み出していた。
今月7日、2年生を中心としたチームへと移行した同校の部室にあるホワイトボードには、決勝戦のスコアが書かれていた。
番組のカメラに対し、部員の千田啓介さんは「全員入る部室なので入った時に見えるように。起こらないはずのことが起こってしまった。それをどう詰めていくかが大事になってくる」と語り、当時スタンドで応援していたという松下雄也さんは「あそこ(9回)で勝ったと思ってしまったことが負けの要因の一つ。勝負は最後まで何があるかわからないので気を抜いてはだめ」と戒めた。
また、試合に出場した下口玲暢さんも「(9回表に)三振してその後の自分の表情とかふてくされてる感じ。感情が表に出てしまったので、9回裏の相手の攻撃に繋がったと思います」と自らを責め、鈴木研志さんは「(9回裏)自分たちでフィールドだけのタイムをとって話し合うこともなかったですし、自分を持ててないというか自分達を失って全部持っていかれた」と悔やんだ。
以後、思ったことを言い合えるようなチーム作りに徹している同校は、松下さんが「あの9点差になっていく(8点差が詰められていく)雰囲気。その雰囲気を変えられなかったので誰か1人でも2人でもその雰囲気を変えようとする者が出てくるように」と語っている通り、練習中からチーム全員が積極的に声を出す。
27日には県大会で再び星陵と対戦した小松大谷高校。序盤4点をリードするも1点を返されピンチが続くと選手はすぐさまマウンドに集まり、ベンチからもげきが飛ぶ。
それでも試合は逆転を許し7-5で敗れたが、下口さんは「夏の反省を活かしてしっかりできたかなとは思います。最後勝ちきれませんでした。一つになってしっかり勝ち切れるチームになりたい」と手応えを語った。