バルセロナ戦での0−4という敗北は、引き出しにしまうようなひどい思い出だ。ミランのサポーターたちは、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、ショックを待ち望んでいる。もはや3位では十分ではない。17日のセリエA第29節パレルモ戦を前に、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、次のように話している。

「我々がうまく反撃できるかは、明日分かるだろう。だが、チームは良い練習をしてきたよ。準備はできているはずだ。フィジカルの調子も良い。精神的には、カンプ・ノウのことを思い出すこともあるが、すべては脇に追いやった。期待は大きかったが、結果を受け入れる必要がある。相手は世界最強のチームだったんだ。すべては普通に戻っているよ」

ただ、バルセロナFWリオネル・メッシの1点目について触れないわけにはいかないようだ。

「あれは素晴らしかった。意図的にボールを浮かせてシュートしたね。だが、後悔していても、どこへも行けない。今は次のCL出場権獲得だけを考えなければいけないよ。我々は3位だが、目標はナポリに追いつくことだ。だがそのためには、直接対決まで勝ち点を稼がなければいけない。2つのポストを6チームが争っている。ローマも入っているからね。4月がCL出場権争いにおいて決定的な一カ月となるだろう。とても大変な一カ月だろうね」

アッレグリ監督はパレルモをリスペクトしており、次のように警戒している。

「明日はアグレッシブにならなければいけない。パレルモは雪辱を目指しているし、監督交代が大きなリアクションにつながることはよくある。我々は火曜の無念さを闘争心に変えなければいけない。だが、私は落ち着いているよ。勝ち点3を挙げれば、翌節まで3位の座を確保できる。首位はない。リーグ戦はユヴェントスのものだ。CLで勝ち残っている唯一のチームであることも偶然じゃない」

「カンプ・ノウでの試合後の批判? 何も傷ついてなどいないよ。敗退に終わった場合、現実がどうか、見失われると想像していた。ファーストレグで2−0と勝ったときに、すでに見失われていたんだ。私はそう自覚していた。だが大事なのは、私のチームへの評価だ。素晴らしかった。あの敗退で我々は再構築しなければいけなくなったのではなく、より強くなったんだ」

「ほかのクラブとのコンタクト? すべて推測だし、私の未来について話すことに意味はない。私には契約があり、それを全うするつもりだ。私からだろうが、クラブからだろうが、何かあった場合、それは互いに言うだろう」

「今大事なのは、達成しなければいけない目標に集中することだ。私は冷静だし、それは契約とは関係ない。私は自分がやっていることを信じている。改革の1年目だが、我々は良い順位にいるんだ。数カ月前までは、ヨーロッパリーグ(出場)もはかない望みだった。なのに今、3位で失敗となるのか? バランスが必要だよ」

パレルモ戦のメンバーはどうなるのだろうか?

「まだ決めていない。パレルモを軽視することこそ、唯一やってはいけないミスだ。中盤に関してまだ決めなければいけない。前線で(ケヴィン=プリンス・)ボアテングと(マリオ・)バロテッリ、(ステファン・)エル・シャーラウィがプレーするのは確かだよ」